【カープ道】 ペナントレース後半戦への期待を鯉党・燕党の視点で大妄想

ペナントレースもいよいよ佳境へ。今回の広島ホームテレビ『カープ道』は、前回シーズン前半を振り返ったメンバーで、後半戦の楽しみ方を大討論する。ゲストはカープを愛してやまないチュートリアル・徳井義実さん。カープの全試合をチェックする鯉党芸人の真ん中・ユマ(元おいらがくさか)さん。そして、年間30試合以上も球場で観戦する吉本きってのスワローズ芸人のプリンスこと、田中凌さん。

左から 真ん中・ユマ(元おいらがくさか)さん チュートリアル・徳井義実さん ブルーレディ・田中凌さん

カープが上位を目指すには、打倒スワローズが不可欠。セ界を独走する燕軍団の刺客を前に鯉党2人は、カープが混戦を勝ち抜く秘策を見つけようと、燕の弱点をあの手この手で聞き出そうとする。

燕打線には打点、HRの二冠を独走する村上宗隆選手。投手陣は通算200勝を目指す石川雅規投手を筆頭にベテランから若手までひしめき合う。対するカープは秋山翔吾選手の加入で厚みの増した打線に、勝ち頭の森下暢仁投手などを中心にさらなる奮起が期待される投手陣。

スワローズ攻略の糸口について、田中さんは「強いて言うなら先発陣かな。中継ぎ陣は勝ちパターンじゃない方でも、もはや勝ちパターンみたいな防御率。終盤で2.3点差なら十分。なので先発陣の立ち上がりを打たれると弱い」と明かす。

両チームのファンそれぞれの立場で、後半戦に活躍を期待する選手を発表してもらうと、徳井さんは「まだ早いかな?でも個人的にも好きなのでドラ1の黒原拓未(たくみ)投手。大野豊さんと同じ背番号24を背負っているし。ルーキーの活躍がチームに勢いをもたらすのでは」と話す。さらに「長らく左不足にあがいていたのが、急に増えてきて左投手王国に」と話すと、田中さんは「左投手が育つと、対村上選手を考えた時に厳しい」と嬉しい言葉が飛び出す。また「カープの投手陣は若返った」とも田中さんは話し、ベテランと若手のさらなる活躍に期待がかかる。

黒原拓未(たくみ)投手

田中さんが期待するスワローズの投手は「サウスポーの高橋奎二(けいじ)投手。150キロを超えるストレートで、気持ちで投げるタイプ。今年は2ケタ勝利もいけると思う」。また。奥様の元AKB48の板野友美さんが、インスタグラムで『カツ丼』の晩ご飯をあげると、次の日の先発は高橋選手だとわかるという。

野手について徳井さんが期待するのは「開幕連勝の立役者でもあり、鈴木誠也選手が抜けた穴を埋める大砲として末包(すえかね)昇大選手」と話すと、ユマさんは「今でも末包選手は鈴木選手から直接電話でアドバイスしてもらっているらしい」と、豆知識を披露する。さらに徳井さんは「あと一人、中村奨成選手。中村選手が打つと盛り上がる。これは本人が持って生まれたもの」と感心する。

末包(すえかね)昇大選手

田中さんが期待する燕打線は「塩見泰隆選手と山﨑晃大朗選手という。不動の1・2番コンビ。塩見選手は肩強い、足速い、打率良い、HR打つ。トリプルスリーを狙える選手」と褒めちぎる。しかし「弱点は山﨑選手が塩見選手のことを好きすぎること。ルンバに泰隆と名前を付けたほど。山﨑選手が七夕の短冊に“彼女が欲しい”と書いてあったので、彼女ができた時に二人の仲がどうなるか不安」と明かした。

最後に、最終順位を大予想。田中さんは「1位はスワローズ。2位は若手投手の成長でカープ。カープとCS戦いたい」と期待する。一方、徳井さんは「1位カープ、2位巨人」で3位にヤクルトを。「いや、カープが1位に来るということは相当な出来事があってこそ。ヤクルトが3位になるくらいの。崩れる時は一気に崩れる。自分が経験したように」と意味深な言葉を残した。

広島ホームテレビ『カープ道』(水曜深夜) 8月10日放送
ライター 湯谷葉子

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