「報道ステーション」メインキャスター・大越健介が10月から連日登板

テレビ朝日系の「報道ステーション」(月~金曜午後9:54)で月~木曜のメインキャスターを務めてきたジャーナリスト・大越健介が、この10月からは金曜も出演することになった。

大越は、NHKで政治部記者、ワシントン支局長などを歴任し、2010年から5年間「ニュースウオッチ9」のキャスターを担当。豊富な取材経験に基づく深い視点・洞察を生かした報道姿勢を基盤に、21年10月から「報道ステーション」の月~木曜メインキャスターを担ってきた。

どんな相手にも臆せず向き合う直球勝負のインタビュー取材や、臨場感あふれる現場取材が持ち味で、ロシアによるウクライナ侵攻が始まった直後の今年3月には、自らウクライナ避難民が押し寄せるポーランド国境地帯へ赴き、緊急取材を行った。緊張が高まる現地から避難民の生の声を伝え、大きな注目を集めた。

そんな大越キャスターが新たに担当する金曜日の「報ステ」は、「よりカラフル」「より深く、力強い」をコンセプトに、ウクライナ侵攻や新型コロナウイルスのまん延などで激変する世界や日本の動きをしっかりと伝えていく一方で、平日からオフモードへと入る金曜夜の空気感を大切にしながら、さまざまなジャンルの取材や企画にも挑戦していく。

今回の改編について、大越は「『報道ステーション』のキャスターとして2年目を迎えることになりました。ロシアによるウクライナへの侵攻は世界を大きく変え、日本の針路にも転機をもたらしました。コロナ禍も続く中、的確な取材と表現によって社会課題を照らし出す報道の役割は一層大きくなっています。2年目からは金曜日も含めてキャスターを務めます。現場にもこれまで以上に足を運び、チーム一体となってよりよい番組作りに努めてまいります」とコメント。

なお、現在金曜を担当しているキャスターの徳永有美と板倉朋希アナウンサー、月~木曜を担当する小木逸平アナウンサー、渡辺瑠海アナウンサーは、10月からも続投。スポーツコーナー担当は安藤萌々アナウンサー、気象情報担当は眞家泉が務める。

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