敦賀気比vs市立船橋、両監督に聞く相手の印象 夏の甲子園2022、2回戦で激突

敦賀気比の東哲平監督(左)と市立船橋の海上雄大監督

 第104回全国高校野球選手権大会第8日の8月13日、第4試合(午後3時半開始予定)で敦賀気比(福井)が市立船橋(千葉)との2回戦に臨む。敦賀気比の東哲平監督と市立船橋の海上雄大監督に相手校の印象などを聞いた。

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 ―相手チームの印象は。

 東 (初戦で)興南(沖縄)に0―5から追いつき、サヨナラ勝ちしたのが印象的。相当粘り強いチームだと思う。

 海上 力が非常に高い選手がそろっている。しっかりと食らいついていきたい。

 ―警戒する選手は。

 東 左腕の森本哲星投手はスピードと切れ、制球力もありそうだ。好投手だと思う。どうにか工夫して崩したい。

 海上 上加世田(頼希)投手と左の清野(仁楽)投手の2人。上加世田投手は経験値が非常に高く、それが投球術につながっている。

 ―自チームで鍵となる選手は。

 東 投手陣がしっかり最少失点で抑えてくれることが大事。調子を見極めて、調子の良さそうな選手を起用していきたい。(打線は)誰というよりは、みんなが自分たちの力を出してくれることが、勝利に近づくと思う。

 海上 守りから攻撃につなげるためにも、バッテリー中心にリズムをつくりたい。(打線は)攻めあぐねると思うが、集中力を切らさず9イニング攻撃し続けたい。

 ―理想の試合展開は。

 東 投手は5点以内に抑え、打者は5点以上取る。そういう勝ち方しかできないと思っている。序盤で優位な展開に持ち込みたい。

 海上 完成度の高いチームではないので、ミスが出てもとにかく最少失点に抑えたい。点数は取られると思っているので、前回の試合よりもさらに粘り強くゲームができればいい。

 ―試合への意気込みを。

 東 一戦一戦、しっかり勝てる準備をして、最後は勝ちきりたい。

 海上 胸を借りるつもりでチャレンジャーとして試合に臨みたい。

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