地域の自然美切り取った力作披露 津山写遊クラブ最後の作品展

自然の美を切り取った力作が並ぶ会場

 津山市と岡山県鏡野町の写真愛好者でつくる「津山写遊クラブ」の最後の作品展が、新魚町のアルネ・津山4階市立文化展示ホールで行われている。14日まで。

 約30年前から活動してきたが、会員の高齢化などで解散を決めた。16回目の今回は50~80代の7人が36点を出品。石垣修理のため伐採されてしまった鶴山公園(山下)の紅葉並木、衆楽園(山北)の池にできた氷模様、朝霧に包まれた県立森林公園(鏡野町)など地域の自然美を切り取った力作が並んでいる。

 津山市の来場者(64)は「絶好のタイミングを狙った作品が多く参考になる」。会長代行の高橋典男さん(84)=同市=は「会員が感性を磨き、長年頑張ってきた成果を見てほしい」と話している。

 午前10時~午後5時(最終日は同4時まで)。無料。

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