「新幹線かもめ」「寝台列車ななつ星in九州」―水戸岡鋭治氏のデザインずらり 作品展17日まで

「ななつ星in九州」などのパネルが並ぶ会場=大村市、ミライon図書館

 西九州新幹線「かもめ」の外装、内装のデザインを手がけた水戸岡鋭治氏の作品などを紹介する「水戸岡鋭治ドーンデザイン研究室」展が、長崎県大村市東本町のミライon図書館で開かれている。17日まで。無料。
 9月23日の開業に向け機運を高めようと、市新幹線アクションプラン推進協議会が主催。
 会場には九州を周遊する豪華寝台列車「ななつ星in九州」のほか、観光列車「或(あ)る列車」や西九州新幹線開業に合わせ運行を始める「ふたつ星4047」など、デザイン画や写真のパネル85点を展示。新幹線かもめに関しては、車体が赤や黒、白でまとめられたプレゼンテーション段階のデザインも紹介されている。
 ななつ星のパネルを見た大村高3年の福浦智夏さん(18)は「列車が通っているのを見たことしかないので、いつか乗ってみたい」と話した。
 同協議会は9月3日から、新大村駅舎のライトアップも予定している。

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