中国経済産業局が調査した広島県内の百貨店とスーパーの販売額は、4か月連続で前年を上回りました。
中国経済産業局 藤村 俊文 調査室長
「前年は緊急事態宣言により一部に休業や時短営業があったが、ことしはコロナ禍での行動制限の緩和により(百貨店は)客足が復調してきた」
中国経済産業局によりますと、広島県内の百貨店とスーパーの6月の販売額は、前年比5.1パーセント増の341億4400万円でした。前年を上回るのは4か月連続だということです。
百貨店についてはバッグや靴、宝飾品などが好調で、前年より22.4パーセント販売が伸びています。
一方、スーパーは巣ごもり需要が落ち着き、加工食品や生鮮食品を中心に売り上げが伸び悩み、前年に比べマイナス1.3パーセントでした。
7月について中国経済産業局は、「新型コロナ感染拡大で予断を許さないが、横ばい、あるいは上がってくる感触だ」としています。