田村淳、旧統一教会と関わりのある議員にちゃんとした説明を求める

13日放送の『ロンドンブーツ1号2号 田村淳のNewsCLUB』(文化放送)で、お笑いコンビ・ロンドンブーツ1号2号の田村淳が、旧統一教会(世界平和統一家庭連合)のフロント組織とも言われることのある「国際勝共連合」の掲げる目標と自民党の政治方針が似通っている部分があることに関しての疑念を語った。

番組では「今週の気になるニュース」のコーナーで、ジャーナリストの堀潤氏が国際勝共連合について扱った。

同団体は統一教会の教祖・文鮮明が反共産主義のために1968年に立ちあげた政治団体のため、統一教会との関わりの深さはもちろん、日本の政治家、特に保守系の自民党議員との関係の深さも報道では取り扱われることもあり、堀氏は「もちろんその中には安倍(晋三)さんをはじめとした、清和会と言われるグループの存在も関わってくるですよね」と話した。

同団体の掲げる運動方針として「アンチLGBT活動」や「憲法改正」「スパイ防止法制定」といったものがあるが、自民党も同性婚には慎重の体制と取っているということで、淳は「同性婚反対とか、とても反対するには、なんかちゃんと理屈が通ってないことが多いなか、もしかしたら旧統一教会に遠慮してというか、忖度して、そういうことが行われてたんじゃないかみたいにやっぱり疑ってしまうじゃないですか」と統一教会の意見が入っているのではと疑ってしまうと語った。

すると弁護士の正木裕美氏も「それは当然そうだと思います」と答え、「もちろん色んな考えがあっていいとは思いますが、十分な説明がされないままに、うやむやに流していくとそういう疑念は払しょくされないし、(払しょく)されないのをわかった上でこのまま薄めていくつもりなんじゃないかってやっぱり思いますよね」と語った。

淳も同様のようで「思いますよね、『こども家庭庁』も、『こども庁』の方がしっくりくるんじゃないかと。じゃあなんで『家庭』をつけたのかと、本当にちゃんとした説明があるとね、僕たちこのニュースをとらえやすいんですけど」とちゃんとした説明がないと、行政機関の名称にすら統一教会の意向が働いているのか疑ってしまうと話し、堀氏も「全く説明されてないですよね、黒塗りの文章をまずめくって欲しいというのと、ぜひこれまで関わってきた議員の人には説明して欲しい」と訴えたのだった。

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