子どもの入学に伴う「内祝い」のマナー「お返しの相場」はいくら?

内祝いの一般的なマナーについて

内祝いというのはそもそも、「身内のお祝い」という意味でした。家族におめでたいことがあったときに、喜びを分かち合うために近所の人などへおすそ分け(贈り物)をすることを差していたのです。しかし時の流れによって、現在はいただいたお祝いに対してお返しすることをいいます。

結婚や出産のほか、新築などを建てた場合にいただくお祝いに対しても内祝いとしてお返ししますが、入学祝いの場合はお子さまへのお祝いということで内祝いは不要という考え方もあります。このような考え方には地域差があるため、迷った場合は両親や祖父母など、年上の人と相談して検討するのがよいでしょう。

しかし、せっかくいただいた入学のお祝いにしっかりとお返しをしたいという方も多いのではないでしょうか。

入学のお祝いは入学式の2~3週間前にはいただいていることが多いので、内祝いは入学式が終わってから贈るのが一般的です。また、入学は何度あってもおめでたい慶事ですので、水引は「何度でも結び直せる」を意味する紅白の蝶結びを選びます。

表書きは「内祝」または「入学内祝」として下に子どもの名前を書きましょう。

内祝いでやってはいけないタブーとは

内祝いには守るべきマナーがある一方で、タブーもあります。まず気を付ける点として、お祝いを軽んじている印象を与えてしまうおそれがあるため、お返しをするのが遅くなりすぎないよう入学の内祝いは4月中には届くようにしましょう。また、内祝いはいただいたものより高価なものを贈るのは避けましょう。

また、直接はあまり知らない間柄だからといって、誰かに頼んで贈ったり、のしや包装がされていない状態で贈ったりすることもタブーです。「包む」や「かける」というのが日本の贈答品の文化としてありますので、内祝い品にのしや包装がされていないと失礼にあたります。

内祝いには贈ってはいけない品物もあります。お金や金券をお祝いとしてもらった場合にお金を内祝いとして返すのはお金のやり取りとなってしまうため望ましくありません。刃物を贈るのも避けましょう。実用的でおしゃれなものも多いですが、刃物には縁を切るという意味も含まれますのでこれもタブーです。ハンカチも「手切れ」ともいわれ、お別れを連想させますので内祝いには贈らないようにしましょう。

ほかにも内祝いに贈ってはいけないさまざまな品物がありますので、内祝いを決める際はしっかりと調べた上で贈るようにしましょう。

現金でお祝いをもらった場合、お返しの相場は?

入学祝いでは現金をもらうことも多いかと思いますが、お返しの相場としてはお祝いの3分の1から半分相当が目安になります。

入学内祝いに何を贈るかについての明確なルールはありませんが、現金をいただいた場合のお返しを現金にするのは避けましょう。現金を内祝いにする場合、若い世代には喜ばれますが、年配の方は現金に抵抗のある方も多いので世代によって、お返しの品は分けるとよいでしょう。

一般的なお返しとして、相手に気を遣わせずに後に残らないものが良いといわれています。例として商品券、ギフトカード、カタログ、現金、ご当地グルメ、スイーツ、紅茶やコーヒーなどが挙げられます。

内祝いには相場がある

入学内祝いには意外と「やってしまいがちなタブー」や「知られていないマナー」などがあります。何度も経験することではありませんので、内祝いを贈る際にはお祝いをくださった方との良い関係が今後も続くよう、しっかりと下調べをした上で進めていくようにしましょう。

また、内祝いはいただいたお祝いの半分から3分の1が相場になっています。くれぐれもいただいたお祝いの額を超えないように気を付けましょう。

出典

shaddy 気になる入学内祝い・入園内祝いの相場はいくら?

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

© 株式会社ブレイク・フィールド社