V・ファーレン長崎 “痛いPK失敗”で逆転負け、6位後退 琉球に2-3

【V長崎-琉球】後半ロスタイム、PKを止められてぼう然とするV長崎の植中(中央)=諫早市、トランスコスモススタジアム長崎

 明治安田J2第31節第1日(13日・トランスコスモススタジアム長崎ほか=6試合)V・ファーレン長崎は琉球に2-3で逆転負けした。第5、6節以来となる2連敗で、通算13勝8分け10敗(勝ち点47)。順位も6位に後退した。
 この日は「平和祈念マッチ」として開催した。V長崎は前半23分、クリスティアーノのクロスを澤田が流し込んで先制。45分にはクリスティアーノの11試合ぶりとなるゴールで追加点を挙げた。守備が甘くなった後半は13、23分に立て続けに失点。同点の44分にはゴール前でスレイに頭で決められた。ロスタイムに植中がPKを獲得して自ら蹴ったが、GKに阻まれた。
 3位仙台は大宮に2-3で敗れ、勝ち点55のまま。4位岡山は山口に3-2で競り勝って同51とした。横浜FC-群馬、水戸-東京Vは台風の影響で開催されなかった。
 第31節第2日は14日、3試合を実施。第32節は20、21日、各地で計11試合が行われ、V長崎は20日午後7時から金沢市の石川県西部緑地公園陸上競技場で17位金沢と対戦する。


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