15日精霊流し 長崎、佐世保、諫早で交通規制 路面電車も一部運休

交通規制区画(長崎署)

 長崎県警は精霊流しの15日、長崎、佐世保、諫早の各市で、車両通行禁止や一方通行、歩行者通行禁止の交通規制を実施する。一方、長崎市は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、少人数、短時間での精霊流しを呼びかけている。
 交通規制の開始時刻は長崎市のうち長崎署管内が午後5時、大浦、浦上各署が同6時。佐世保市は、佐世保署管内が同2時、早岐署管内が同5時。諫早市は、諫早署管内が同7時。長崎市内は精霊流しが終わるまで。佐世保市は早岐署管内が同10時、佐世保署管内は同11時まで。諫早市は諫早署管内が同9時まで。
 長崎市では、長崎電気軌道が同日午後4時ごろから、1号系統の新地中華街-崇福寺と、4号系統の崇福寺-蛍茶屋を運休する。
 県警交通規制課によると、県内では道路使用許可の届け出が必要な全長2メートル以上の精霊船は10日時点で648隻。昨年は15日時点で428隻で、今年は増加傾向にあるという。

 長崎市中心部の主な車両通行禁止区間は次の通り。
 ▽崇福寺入口交差点-夢彩都前交差点▽玉江橋交差点-大波止橋交差点-旭大橋下交差点▽馬町交差点-興善町交差点-元船有料駐車場先▽長崎駅南口交差点-玉江橋交差点(一部区間、路線バスを除く)


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