ヤンキースがカイナーファレファの活躍で接戦制す 澤村1回無失点

【ヤンキース3-2レッドソックス】@フェンウェイ・パーク

ヤンキースは2対2の同点で迎えた9回表にアイザイア・カイナーファレファのセーフティスクイズで勝ち越しに成功(記録はタイムリー内野安打)。5番手のスコット・エフロスがピンチを招きながらもリードを守り抜き、3対2でレッドソックスとの接戦を制した。ヤンキース4番手のアロルディス・チャップマンが今季初勝利(3敗)、エフロスは2セーブ目をマーク。レッドソックス3番手のジョン・シュライバーに2敗目(3勝)が記録された。

ヤンキースは先発のフランキー・モンタスが3回まで無失点に抑えていたが、4回裏に一死満塁のピンチを招き、ジャレン・デュランの押し出し死球とリース・マグワイアの犠飛で2失点。しかし、直後の5回表にカイナーファレファの1号2ランで同点に追いついた。その後は両軍とも走者を出しながらも決め手を欠いたが、ヤンキースが9回表に一死1・3塁のチャンスを迎え、カイナーファレファのセーフティスクイズで勝ち越しに成功。カイナーファレファは「大技」と「小技」でチームの全3打点を叩き出し、勝利に大きく貢献した。

レッドソックスの澤村拓一は同点の7回表に2番手として登板。先頭のアンドリュー・ベニンテンディをレフトフライ、続くホセ・トレビーノを空振り三振に仕留めたあと、カイナーファレファにヒットを許したが、アーロン・ヒックスから空振り三振を奪い、1イニングを無失点に抑えた。これで8月に入ってから5試合連続無失点となり、今季の防御率は3.18となっている。

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