日髙のり子「えっホントに!?」いまや大御所声優の田中真弓が『らんま1/2』に「私もオーディション受けて落ちたから」

8月14日放送の「ボクらの時代」(フジテレビ系)では、声優の田中真弓さん、山口勝平さん、日髙のり子さんが出演。田中さんがアニメ『らんま1/2』のオーディションを受けたことがあると明かし話題を集めました。

(画像:時事)

■日髙のり子「えっホントに!?」いまや大御所声優の田中真弓が『らんま1/2』に「私もオーディション受けて落ちたから」

人気アニメ『らんま1/2』で、山口さんは主人公・早乙女乱馬役(男)、日高さんはヒロイン・天道あかねを演じました。

『らんま1/2』では、主人公の乱馬が水をかぶると女の子になる設定があり、その女の子・らんまの声は林原めぐみさんが担当。

この作品について、田中さんは「『らんま』の話すると、私もオーディション受けて落ちたから」と話すと、日高さんは「えっホントに!?」と驚きの声をあげます。

田中さんによると「乱馬を1人でやるか男乱馬・女らんまって2つの線で残してたらしくて」と最初は1人の声優が男乱馬・女らんまを演じ分ける案もあったとのこと。

また、山口さんは「だから オーディションの時あれでしたね。僕も女らんまとかやりましたよ。声を変えて男と女をやるとか声は変えずに男と女を演じ分けるとか」と当時の裏話を明かします。

一方で、日高さんは「乱馬役はそうやって皆さん何度も呼ばれて…。私、あかね役は一度しか呼ばれてない」と明かしました。

■山口勝平、日高のり子に辛辣な言葉を浴びせていた

日高さんは『らんま1/2』と同時期に放送されていたアニメ『ピーターパンの冒険』に主人公・ピーターパン役で出演。

日高さんは「最初の1話で(声が)ガラガラになっちゃって。で、ガラガラになったそのカスカスの声で新番組 『ピーターパンの冒険』ってやったらもう本当に」と少年役に苦労したとのこと。

また、日高さんは「それを『らんま』のアフレコの時に休憩時間にテレビで 一緒に見てたら勝平が『今度の主役きったない声ですね。あれだったら僕の方がよっぽどキレイですよ』って言ったの」と山口さんに辛辣な言葉を浴びせられた事を暴露しました。

■大御所3人が声優の卵に伝えたい事とは?

そして、番組では、どんな声が声優に向いているのかという話題に。

日高さんは「声に自信がなくても大丈夫ですよね。そこがね、一番おっきいと、こんな声だけど声優になれますか?なんて…。だけどみんながキレイな声だったらおかしいですもんね」とコメント。

田中さんが「自分の声のいいところとか、自分の特性のいいところを伸ばしていければ。声優の仕事って」と話すと、日高さんは「声優の仕事って多岐にわたってますもんね。ナレーションもそうだし、機械音声みたいなものもあったりとか」と相槌を打ちます。

また、山口さんは「しっかりビジョンを持つっていうのは大事かもしれないですね。どういうふうな自分になっていきたいかみたいな」となりたい自分の姿を思い描く事が大事と声優の卵達にエールを送りました。

今回の放送について、ネット上では「田中真弓さんが、らんまのオーディション受けてたのビックリ」「らんまボイス案が男女で分けるか、男女共に同一人物でやるかの2案あったのは驚きだわな〜けど言われてみれば確かにそういう案もあるわな…」「らんまの話してくれるの嬉しいなあ。当時の貴重なお話…」などのコメントが上がっています。

田中さんが『らんま1/2』のオーディションを受けていたというエピソードには驚きましたね。

当初は男女を別々の声優が演じるのではなく、1人の声優がそれぞれ演じ分けるという案があったという裏話に視聴者も興味津々だったようです。

【番組情報】
ボクらの時代
https://tver.jp/episodes/epgodpq4ig

(文:かんだがわのぞみ/編:おとなカワイイwebマガジンCOCONUTS編集部)

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