【特集】スイッチで遊べる夏休みにピッタリの協力プレイ特集─ローグライク・サバイバル・爆弾解体など

一緒にゲームしない?スイッチで遊べる夏休みにピッタリの協力プレイ特集─ローグライク・サバイバル・爆弾解体など

いよいよ夏本番に差し掛かり、待ち望んでいた長期休暇がやってきました。休日が増えれば遊べる時間も増えるということ。帰省しがてら家族と遊んだり、友人とネット通話を繋ぎながらプレイしたり、はたまたカップルで夜通し遊びつくすなど、さまざまな場面でゲームと触れ合う機会は多くなるでしょう。

今回はそんな季節の真っ只中、誰かと遊ぶならぜひともチェックしておきたいニンテンドースイッチで遊べる協力プレイゲームを5つ紹介します。

『Enter the Gungeon』

『Enter the Gungeon』は、ランダム要素をふんだんに盛り込んだ2Dシューティングアクションゲーム。何度遊んでも飽きない、それでいて運要素と必要とされるプレイヤースキルのバランスが程よい、まさにローグライクの決定版とも言える作品です。

銃がテーマになっているダンジョンである「ガンジョン」、その最下層に眠っている究極の秘宝「過去を始末する銃」は自らの過ちを帳消しにし、歴史を塗り替えられるという代物です。操作するキャラクターは誰もが過去に何かしらの失敗をしてしまった、いわゆるワケアリ。彼らは過去を変えるため、だんだん手ごわくなるステージをクリアし、ガンジョンの最下層を目指します。

本作は見た目こそ可愛らしい2Dドットで描かれますが、その実、闘いはハードな弾幕シューティングゲーム。メインコンテンツであるガンジョンや手に入る銃、道中で出会う仲間やイベントなど、これら全てが実際にプレイするまでどのように生成されるか分からないのです。攻略に運の要素が強い作品ではありますが、同時に回避やエイムなどアクション要素も色濃く出ているので、拾った武器は弱いけど実力でクリアするが爽快であり本作の醍醐味とも言えます。

武器の種類は全部で200種類以上あり、実在する銃から他作品のパロディ、もはや銃とは呼べないユニークなものまでと、とても多彩です。トライ&エラーを繰り返しながら探索し、自分なりの攻略法を見つけた際にはローグライク特有の感動を味わえますね。

ひとりプレイでももちろん面白いですが、本作はオフラインでのCo-opプレイが可能。1本のソフトで最大2人までの協力プレイが楽しめます。ゲームに参加する側はピンク色のマントを全身に纏っているCo-opプレイ専用キャラクター「イニシエート」となり、一緒にガンジョンを攻略していくのですが、その役割が非常に重要なのです。初期装備に「フレンドクッキー」と呼ばれる、1回のみ死亡した味方を体力全快で復活させるアイテムを所持しており、難易度の高い本作では攻略の生命線になります。「ボスに行く前に復活しようか?」などのやり取りをしながらクリアした暁には、2人の絆はより強いものになっているでしょう。

遊びたての頃は何度もやられてしまうと思いますが、プレイするたびに強力な武器が解放されていくので、気付いたら何度もリトライしてしまう……そんなポテンシャルを秘めています。ちょっと難しめのゲームで達成感を味わいたい方や、ローグライク好きの方には一度プレイしてほしい作品です。

『ディアブロ III エターナルコレクション』

ハック&スラッシュというジャンルを世に広めたパイオニアである「ディアブロ」シリーズの3作目『ディアブロ III エターナルコレクション』は、1~4人までのオンラインマルチプレイに対応した見下ろし型のアクションRPGです。また、ニンテンドースイッチ版では、本編とその続編となる2つの拡張パックがひとつになっています。

物語は古びた大聖堂から始まります。膨大な書籍と向き合う賢者デッカード・ケインは、書物の一節から地獄の軍勢が人間界に攻めてくる日はそう遠くないことを発見しました。その後、大聖堂に謎の隕石が落ちてきたのを皮切りに、次々と死者が蘇って人々を襲い始めたのです。主人公であるプレイヤーはこの謎を解くため、広大なフィールドへと探索に向かうこととなります。

天使が住む天界、悪魔が住む地獄、そして人間界という正統派ダークファンタジーの世界観が織りなす本作のゲーム性は、クエストクリア制を採用しており、ストーリーに関連したキャラクターたちからの依頼をこなすのが基本的な流れになります。操作感やUIなどはMMORPGに近く、同ジャンルをプレイしたことのある人であれば直感的に理解できる部分も多いです。

訪れるマップは一部を除いてそのほとんどがランダムに生成され、敵から落とすドロップもまたランダム。序盤は弱かった装備が物語を進むにつれて徐々に強くなっていき、最終的には自身のクラスとシナジーのある装備を集めて、より強い敵に挑戦していくのが本作の真骨頂です。

マルチプレイではオンラインで知らない人と遊べるほか、ローカル通信を選べば最大4人までの協力プレイが可能です。選択する難易度を上げれば上げるほど獲得経験値やレアドロップ率が高くなるので、ひとりではクリアできなかった高難易度でも、仲間と一緒に挑戦すれば案外簡単に攻略できるかもしれません。一緒にゲームやってる感を存分に味わえますね。

また、一度ストーリーをクリアしたとしてもエンドコンテンツである「グレーターリフト」や、定期的に環境がリセットされ新要素が追加されるシーズン制など、長く遊べる要素がたくさんあるため、やり込み好きの方にももってこいです。

ハクスラというジャンルに慣れていない方でも、奥深さを持ちつつカジュアル寄りに調整されている本作。まるでオンラインゲームのような感覚で遊べるので、友人とはもちろん見ず知らずの人との交流も楽しい作品となっています。

『ファイナルファンタジー・クリスタルクロニクル リマスター』

「クリスタルクロニクル」と聞いて、昔懐かしいニンテンドーゲームキューブを思い出す方は多いのではないでしょうか?『ファイナルファンタジー・クリスタルクロニクル リマスター』は、17年の時を超えて蘇った不朽の名作アクションRPGです。

この物語は大陸に巨大な隕石が落下し、世界猛毒の瘴気に包まれてしまったところからはじまります。瘴気を浄化するクリスタルは人々に希望をもたらしましたが、その命は永遠ではありませんでした。そこで、クリスタルの生命を紡ぐ「ミルラの雫」を求め、主人公率いるキャラバンは冒険へと旅立ちます。

「ファイナルファンタジー」シリーズではありますが、ナンバリング作品とはテイストの異なる本作。他作品ではコマンドを選び発動していたおなじみ魔法が、プレイヤー自身の操作によって詠唱して戦える、夢のようなゲーム性が魅力です。

特に協力プレイでの面白さは随一で、全4種類から選べる主人公たちはそれぞれステータス・解除できるギミックなどが異なるため役割分担は必須。魔法詠唱時にはリングを出し、仲間のリングと重ねてタイミングよく発動させることで、連携魔法の「マジックパイル」が完成します。「ケアル」が「ケアルガ」に、「ファイラ」が「ファイガ」にといった具合で上位の魔法に昇華できるため、協力プレイの醍醐味である共同作業を存分に味わえるのです。

ひとりプレイでも、相棒となるモーグリのモグがパートナーとして同行し、ギミックを手伝ってくれたり、敵に魔法を撃って援護してくれたりと、マルチプレイをしているかのような立ち振る舞いをしてくれるので寂しくありません。また、リメイクにあたり原作には出てこなかった高難易度ダンジョンやボス、新規キャラクターボイスの追加など、様々な要素が増えているので過去にプレイ済みの方でも新鮮な気持ちで楽しめます。

「いきなり購入はちょっと……」という方には体験版がおすすめです。オープニングから3ダンジョン分プレイでき、ひとりプレイはもちろんマルチプレイも遊べます。これを機に懐かしい友人に声を掛けて一緒に楽しむのも良いですね。

『ドント・スターブ・トゥギャザー』

『ドント・スターブ・トゥギャザー』は、人気サバイバルゲーム『ドント・スターブ』にマルチプレイ要素を導入した拡張版です。ひとりプレイに加え、ローカルでは2人、オンラインでは最大4人でのマルチプレイに対応しています。

ゲーム内ではストーリーの多くが語られず、プレイヤーは特性が異なる複数のキャラクターからひとりを選択。プレイするたびに環境が変化する不思議な島に放り出されます。

本作にはエンディングがありませんが、目的は非常に単純明快です。それは何があっても死なずに生き抜くこと。体力・空腹度・正気度などのステータスを管理しながら、島にある素材を集めて道具を作成したり、食べ物を集めたり、拠点を作ったりと安定した生活を目指して日々奮闘することになります。

ゲームとしての難易度は比較的ハードで初見殺しが多く、ゲームタイトルにもある通り、常に飢えとの闘いになります。食料を安定的に確保するのでさえコツがいるので、慣れないうちは何度も死んでしまいます。しかしそれらを克服し、段々とできることが増えてきたとき、プレイヤーたちは”ドント・スターブ沼”に腰までどっぷり浸かっていることでしょう。

マルチプレイでは協力が必要不可欠です。資源は有限なので、ひとりが大量に集めれば良いわけではなく、分け合わなければ枯渇。挙句の果てに全滅というケースも珍しくありません。人数が多ければ冒険やボスとの戦闘、素材の確保などが楽になりますが、その分消費も早く、食糧難に陥って長く生き残るのが難しくなります。単純に人数が多ければ有利というわけでもないのです。また、プレイヤーが死亡すると幽霊状態になり、復活の機会が得られますがいるだけで他プレイヤーの正気度が減っていく要因にもなるので、協力して生き残る事が重要です。

サバイバルゲームとしては高難易度な本作ですが、その分マルチプレイで何かを成し遂げた時の達成感はひとしおです。何度でも遊びたくなるゲームを探している方、必見ですね。

『完全爆弾解除マニュアル:Keep Talking and Nobody Explodes』

最後は一風変わったゲーム性のシミュレーションゲーム『完全爆弾解除マニュアル:Keep Talking and Nobody Explodes』を紹介します。プレイヤーたちは爆弾解除のプロで、現場で爆弾を解除する「処理担当者」、マニュアルを読みその仕組みを伝える「分析担当者」に分かれてゲームをスタート。しかし、処理担当者はマニュアルを読めないので、お互いの意思疎通に時間が掛かりすぎると……ボン!ゲームオーバーです。

ビデオゲームでありながら声によるコミュニケーションが重要となる本作。いかに正確な情報をやりとりできるかが、攻略の肝になります。爆弾を解除するための装置「モジュール」はいくつもの種類があり、またその中でも異なるパターンが多数存在しているため、同じ見た目でも解決策は異なってきます。処理担当者は爆弾の特徴を正確に伝えなければならず、分析担当者は必要な情報を正確に聞き出さなけれなならないのです。ステージが進むごとにモジュール自体の難易度も上がり数も増えていくので、限られた時間の中で情報共有する難しさを身に染みて体験できますね。

ゲームシステム上、複数人でプレイするのを前提としている作品ではありますが、いざ爆弾を目の前にした時の緊張感と焦りは本作でしか味わえません。筆者のおすすめは処理担当者ひとりに対し、分析担当者を複数人にしたバランスでのプレイです。解除に制限時間がある仕様上、時間が迫ってくると全員が慌てることとなり、「ああでもない」「こうでもない」と言いながら、わいわい盛り上がれること間違いなしです。失敗したとしても「こうやって伝えればよかった」などと反省点を言い合うことで一層熱気が高まるでしょう。

単純な情報のやりとりすら難しいことを痛感させられる爆弾処理。処理担当者、分析担当者どちらもやり始めると楽しくて止まらないので、周囲の人を誘ってぜひプレイしてみてください。


今回は、長期休暇にうってつけの協力プレイゲームを5つ紹介しました。ジャンルは違えどどれもマルチプレイで共同作業する醍醐味がたくさん詰まった作品ばかりです。中でもインディーゲームである『Enter the Gungeon』や『ドント・スターブ・トゥギャザー』は価格も安く、定期的にセールも行っているので、興味のある方はニンテンドーeショップを覗いてみてくださいね!

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