【DeNA】新加入のガゼルマンが入団会見 「最も得意としているのはシンカー」

ボールを手にガッツポースする横浜DeNAのガゼルマン(球団提供)

 横浜DeNAに新加入したロバート・ガゼルマン投手(29)=193センチ、95キロ、右投げ右打ち=が14日、オンラインで入団会見し、「このチームでプレーすることを光栄に思う。1日でも早く皆さんの前でプレーすることを楽しみにしている」と意気込みを語った。

 米国出身で2016年にメッツでメジャーデビュー。今季はカブスで救援として8試合に登板し0勝2敗1セーブ、防御率4.70をマークし、3Aアイオワでは主に先発で起用されていた。大リーグ通算は184試合で20勝18敗15セーブ、防御率4.60。

 自身の投球については「最も得意としているのはシンカーで、2番目はチェンジアップ。スライダーとカーブも練習している」と話した。来日前に球団が送った日本のボールでも練習したといい、「縫い目が少し小さく感じたが、徐々に慣れてきているので問題ない」と説明した。

 先発、救援ともに経験があるが、同席した三原一晃代表は「シーズン途中で残り試合が少ないこともあり、リリーフの方から準備してもらいたいと考えている」と救援での起用となる方針を明かした。

 ここまで15試合が延期になっている影響で過密日程を戦うだけに、大きな期待がかかる。ガゼルマンは「チームのために、試合に勝てるように頑張るだけ」と誓った。

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