宮城県・スポーツランドSUGOで開催されたFIM アジアロードレース選手権(ARRC)シリーズ第3戦 日本ラウンド。8月14日(日)はレース2が行われ、前日に引き続き日本人ライダーが速さを見せ、ASB1000クラスの埜口遥希(SDG Motor Sports HARC-PRO Ph.)とSS600クラスの荒川晃大(MOTO BUM HONDA)がレース1に続きレース2も制しダブルウインを飾った。
朝方まで雨は残っていたものの台風8号は宮城県をそれる進路を取り、レース2はドライコンディションで行われた。この日、最後のレースとなったASB1000クラスがスタートするころには、霧が出てくるが、視界が悪くなほどではなく、予定通りレースは進行。
阿部真生騎(Webike Team Norick Yamaha)が6位、阿部恵斗(ONEXOX TKKR TEAM)はマシントラブルでリタイアとなっている。
AP250クラスのレース2は、井吉亜衣稀(Motul Sniper Manual Tech Racing Team)がトップ争いを繰り広げるが最終ラップのシケイン進入で3台が絡むアクシデントで転倒し悔しいDNF。モハマド・アデナンタ・プトラ(ASTRA HONDA Racing Team)が優勝を飾った。日本勢では、中村龍之介(ENDLESS TEAM SHANTI)が4位と健闘。レース1を制した田中敬秀(TEAM TEC2&YSS NTR.JP)は、2周目の3コーナーで接触され転倒リタイアとなってしまった。ケガがなかったのが幸いだった。