カージナルスが首位攻防3連戦に勝ち越し プホルス2本塁打4打点

【ブリュワーズ3-6カージナルス】@ブッシュ・スタジアム

カージナルスは2対2の同点で迎えた8回裏にディラン・カールソンの8号ソロとアルバート・プホルスのこの試合2本目のアーチとなる10号3ランで4点を勝ち越し。ブリュワーズとの首位攻防3連戦を2勝1敗で終え、2位とのゲーム差を1.5に広げた。カージナルス先発のマイルズ・マイコラスは8回4安打2失点の好投で9勝目(9敗)をマーク。ブリュワーズ3番手のテイラー・ロジャースが6敗目(1勝)を喫した。

2回表にハンター・レンフローの20号2ランで先制されたカージナルスは、2回裏にプホルスの9号ソロで反撃を開始。6回裏にはタイラー・オニールの7号ソロで同点に追いついた。先発のマイコラスが8回4安打2失点の好投を見せるなか、8回裏にカールソンが8号ソロを放って勝ち越しに成功。さらに二死1・2塁からプホルスが10号3ランを放ち、勝利を決定付けた。2番手のライアン・ヘルスリーが9回表にラウディ・テレズの24号ソロで1点を失ったが、6対3で勝利。プホルスは2本塁打4打点の大活躍だった。

2本塁打を放ったプホルスは、これが通算63度目の1試合複数本塁打となり、ウィリー・メイズと並ぶ歴代5位タイに浮上。42歳以上で1試合複数本塁打を複数回達成するのはカールトン・フィスク、バリー・ボンズに次ぐ史上3人目の快挙となった。また、シーズン2ケタ本塁打は21度目となり、ボンズとスタン・ミュージアルに並ぶ歴代3位タイに浮上。通算本塁打数は689となり、現役引退までの残り48試合で700の大台に届くか注目される。

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