Rソックスがヤンキース3連戦に勝ち越し 復帰のワカが7回無失点

【ヤンキース0-3レッドソックス】@フェンウェイ・パーク

レッドソックスは故障者リストから戦列復帰して即先発したマイケル・ワカが7回89球を投げて被安打2、奪三振9、与四球1、無失点という見事なピッチングを披露。ヤンキースを3対0で破り、本拠地での3連戦を2勝1敗の勝ち越しで終えた。好投したワカが7勝目(1敗)、レッドソックス3番手のギャレット・ウィットロックが4セーブ目をマークし、ヤンキース先発のジェイムソン・タイオンは3敗目(11勝)。なお、レッドソックスの澤村拓一には登板機会がなかった。

右肩の炎症で7月上旬から1カ月以上戦列を離れていたワカが復帰初戦で素晴らしいパフォーマンスを見せた。5回表二死からミゲル・アンドゥハーにヒットを許すまで1人も走者を出さず、わずか89球で7イニングをシャットアウト。8回表を2番手のライアン・ブレイシア、9回表を3番手のウィットロックが三者凡退に抑え、3投手による2安打完封リレーを完成させた。

打線はヤンキース先発のタイオンから初回に一死3塁のチャンスを作り、ザンダー・ボガーツのショートゴロの間に1点を先制。その後はなかなか追加点を奪えなかったが、6回裏先頭のトミー・ファムがヒットで出塁し、続くラファエル・デバースがライトへ25号2ランを叩き込んでリードを3点に広げた。これでヤンキース3連戦に勝ち越し。一方、一時はメジャー記録を塗り替えるペースで白星を重ねていたヤンキースは後半戦に入って8勝15敗と苦戦が続いている。

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