【那須塩原】広島の高校生が描いた「原爆の絵」の展示が、本町の市まちなか交流センター(くるる)で行われている。17日まで。
核兵器の悲惨さや平和について考えてもらおうと、新日本婦人の会黒磯支部が初めて実施した。広島市立基町(もとまち)高の2007〜15年度の生徒が、同市の被爆体験者の証言を基に描いた絵の複製画46枚を展示している。
原爆の投下によって亡くなった人の死体が積み上げられている光景や、焼け野原になった街を見て立ち尽くす少年の姿など、当時の痛ましい状況を表現した絵が並んでいる。
門井寛子(かどいひろこ)支部長(78)は「目を背けたくなる絵だと思うが、特に若い人に見てもらい、平和について関心を持ってもらいたい」と話している。
午前9時〜午後5時。(問)門井支部長0287.69.0336。