「髪つかんでいいのか」チェルシーvsトッテナム戦で物議を醸した髪掴みシーン

2-2の引き分けとなったチェルシー対トッテナムのダービーマッチ。両指揮官が衝突するほどヒートアップした一戦では、物議を醸す判定があった。

後半アディショナルタイム、1点を追うトッテナムのコーナーキックでスパーズDFクリスティアン・ロメロが相手DFマルク・ククレジャの髪を掴んで引き倒したシーンだ(動画1分25秒から)。

ロメロは明らかに髪を掴んでいたが、アンソニー・テイラー主審はそれを見逃してしまった。さらに、VARもこのシーンをチェックしたが、介入することはせず。

この直後にスパーズが再度コーナーキックを蹴り、ハリー・ケインの劇的同点ゴールが生まれた。もし、ロメロにレッドカードが提示されていれば、チェルシーボールで試合は再開されていたはず。

チェルシーはカイ・ハヴァーツが倒されたシーンでもファウルをとってもらえず、それがスパーズのゴールにつながった。

それだけにトーマス・トゥヘル監督は「ハヴァーツには明らかなファウルがあった。リシャルリソンはオフサイドだったし、いつからサッカーの試合で髪を引っ張ってよくなったんだ?彼らはチェックしたのに何も起きなかった。完全に馬鹿げている」と不満げだった。

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なお、ロメロはケインの同点ゴールが決まった直後、相手DFリース・ジェームズの顔面に向かって雄叫びを上げていたことも話題になっている。

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