4年ぶり開催の「福山夏まつり」で伝統の「二上りおどり」

広島・福山市で福山市で「福山夏まつり」が開催され、地元伝統の盆踊り「二上りおどり」が披露されました。

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3年前は台風で、おととしと去年はコロナ禍で中止となった「福山夏まつり」が4年ぶりに開催されています。

13日は、先祖の霊を慰める盆踊り「二上りおどり」に、16の団体、およそ800人が参加しました。「二上りおどり」は江戸時代に、江戸詰めの福山藩士によって伝えられたといわれ、県の無形民俗文化財に指定されています。

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ことしは観覧エリアを設けるなど感染対策がとられ、気品と哀調のある独特なリズムに合わせて、踊り手たちが「四ツ竹」という伝統楽器を鳴らしながら練り歩きました。

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参加者たち
「もう感無量です。本当に4年間待ち遠しかったです」
「いやあ、楽しかったですね。(祭りを)ずっと続けてほしいです」

「福山夏まつり」、最終日となる15日は、市内8か所で花火が打ち上げられる予定です。

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