学生主体で教室を断熱改修 「快適×省エネ」DIYリノベ

千葉商科大学(CUC、千葉県市川市)の学生団体「SONE(Student Organization for Natural Energy:自然エネルギー達成学生機構)」は、同大学の教室でワークショップ「InSONEtion(インソネーション)~快適な教室へDIY~」を、8月31日、9月1日に開催する。

教室の二重窓化と壁面に断熱材を設置することで、夏は涼しく冬は暖かい省エネで快適な教室へリノベーションするというもの。畔蒜工務店(千葉県山武郡)、エネルギーまちづくり社(東京都港区)の協力のもと行われる。断熱改修によって冷暖房の使用を減らし、二酸化炭素の排出削減につなげるのが目的。また、ワークショップへの参加を通してSDGsの目標について考え、学生の省エネ意識の向上を図る。

開催にあたり、同団体は2021年12月に長野県上田高校で実施された断熱改修のワークショップを視察。校内の壁面の断熱化と二重窓化によって、一定の省エネ効果が得られることを実感し、大学へ断熱改修を提案した。同大学の卒業生が経営する工務店の支援を得て、今回のワークショップが実現した。

© 株式会社新建新聞社