【新型コロナ】横浜で3人死亡、3740人感染 有料老人ホームなどで新たなクラスター7件

横浜市役所

 新型コロナウイルス感染症を巡り、横浜市は15日、新たに70~90代の男性3人の死亡と、10歳未満~100歳以上の男女3740人の感染が確認されたと発表した。重症1人、中等症12人、軽症3722人、無症状4人で、1人の症状が分かっていない。

 市によると、亡くなった栄区の70代男性は11日に自宅で倒れ、家族が救急要請し、市内の病院に搬送された。その際、陽性が判明。同日、虚血性心疾患で亡くなった。

 同区の80代男性は10日に発熱があり、往診医が検査し陽性が判明。12日、亡くなった。死因は調査中という。

 中区の90代男性は5日に発熱があり、7日に往診医が検査し陽性が判明。同日、老衰で亡くなった。

 新規感染者の年代別は40代が590人で最多。20代556人、30代541人、50代502人、10歳未満403人、10代343人、60代296人、70代237人、80代188人、90代82人、100歳以上2人の順だった。

 市内の新規クラスターは7件。有料老人ホーム2施設、高齢者入所施設などで5~19人の感染がそれぞれ確認され、市がクラスターと認定した。

© 株式会社神奈川新聞社