IMPACTors・佐藤新&少年忍者・織山尚大「高良くんと天城くん」で相思相愛をアピール!「リハなのに本当にキスしちゃった」

佐藤新(IMPACTors/ジャニーズJr.)と織山尚大(少年忍者/ジャニーズJr.)がダブル主演を務め、MBSほかで8月18日にスタートする、ドラマシャワー「高良くんと天城くん」(木曜深夜1:29)の放送直前イベントが開催され、2人がそろって登壇した。

ドラマの原作は、はなげのまい氏による同名コミック。SNSをきっかけにBLファンの間で話題となり、ダ・ヴィンチWebで連載後、2021年に2月にコミックス化された。単行本1巻が発売されると即重版し、「第13回BLアワード2022」(ちるちる主催)で「BEST次に来るBL」部門2位を授賞した作品だ。

クラスの一軍で常に目立つグループに所属しモテモテな高良瞬(佐藤)と、目立つタイプではないが明るく元気いっぱいで人に好かれるピュア男子の天城太一(織山)。同じ高校のクラスメートでもグループカーストの差から、一見交流のないように見える2人だが、実はお互いに相手のことが気になる存在になっていた。それが恋心だと自覚した高良と天城は、周囲に内緒で付き合うことに。しかし、基本的に言葉が足りない高良の言動に振り回され、1人でぐるぐると悩んでしまう天城はある決断をする。好き同士なのになかなか素直になれない2人。男子高校生のリアルでゆるい日常の中であふれ出す、もどかしくて尊い“キュン”が詰まったボーイズラブストーリーだ。

舞台登壇イベントはこれが初めてという佐藤が「こういうの初めてでめちゃくちゃ緊張してますが、少しでも魅力が伝わるよう頑張ります!」と意気込むと、織山が「毎回マイクをオフにしなくていいよ」と冷静にアドバイス。互いを気にかけつつ、ういういしさをのぞかせながらイベントがスタートした。

自身の役柄について、佐藤は「高良くんはいつもけだるげでクール。無表情なので、セリフに感情を乗せすぎないように演じるのが難しくて、監督に『今乗りすぎたね』と何度も言われた。今まで演じた中で一番難しかったかもしれない。でもすごくやり応えのある役」と手応えを感じた様子。一方で学生時代については「モブモブのモブでしたね。友達もいっぱい作るタイプではないので静かにしていました。一軍の人たちってこんな感じなのかな?というのを味わえてよかった」と感想を話した。

織山は「地味と書いてあるけど、いざ撮影に臨んだら『この子、テンション高くない?』って。リハーサルを通して監督と話を重ねて、少しずつ積み上がっていった」と役作りについて触れ、さらに「僕はあんまり役を作り込んでいくというよりは、『(天城は)どう考えたんだろう?』ってシンプルに考えるタイプ。ロケ地の富山では、夜の暗くて細い道を通りながら、こういう道を通っていたのかな?と考えたりして、現場でつかむというのを、初めてやりました」と撮影当時を振り返った。

また、2人のシーンに関して「体を触るシーンは2人で何度も話し合って確認した」という佐藤に、「キスしなくてもいいよって監督に言われたのに、ちゃんとするんですよ!」と織山が暴露。慌てた佐藤が「おいやめろ!」と挟みつつも、「焦った! リハなのに本当にキスしちゃったことを言われるのかと思った。緊張しすぎて監督の声が聞こえなくて本当にしちゃったんです」と、織山の話を再び詳細に語りだし、佐藤の天然ぶりがさく裂。織山から「これもう好きですよね!?」とツッコまれていた。

Sano ibukiがドラマに向け書き下ろしたオープニング主題歌「twilight」については、「爽やかで疾走感があるけどはかなさもあって、サビのメロディーも中毒性がありとてもすてき」(佐藤)、「ここから始まるんだなって、ドラマが楽しみになる楽曲。聞きながら撮影していたので、その時のことも思い出した」(織山)と2人も絶賛。

中山優馬のエンディング主題歌「Squall」については、佐藤が「エンディングなのでしっとりするのかなと思っていたらすごくカッコよくて。自分のドラマをまさか先輩が歌ってくれるなんて思ってなかったから、昔の自分に『優馬くんが歌ってくれるよ!』と言いたい」と驚きと喜びを隠せない様子。織山も「あの優馬くんがエンディングを! 次の話が楽しみなるような、ドキドキを感じる曲調。いつか自分のコンサートでも歌えるように、それぐらいビッグになりたい。今は全然優馬くんに追いつけていないので」と意欲をのぞかせた。

また、撮影で長い時間を過ごした2人に向けて仲良し判定テストを出題。お互いの回答が一致するように答える難しいお題だが、1問目「第1話で好きなシーンは?」のお題には、2人とも告白のシーンを挙げ、見事正解。「ずっと名シーンが続くんですけど、やっぱりこれしかないかな。すべての始まりですから」(佐藤)、「大事なシーンです。最初にリハーサルで合わせたし、思い入れがあります」(織山)と息ぴったり。

続いて2問目も正解し、最後の「友達になりたいキャラクターは?」の問題にも、2人とも「香取」と答え正解すると、2人で「ええぇーー」とあまりのぴったり度に驚きを隠せない様子。佐藤が「一緒のシーンでも天城と同じくらいの安心感がありますよね」と言うと、織山が「でも天城くんって書いてほしかったけどな」とポツリとつぶやいていた。全問正解した2人の仲良し判定テストの結果は、なんと恋人級。「めちゃくちゃうれしいです!」(佐藤)、「同期ですしね!」(織山)とコメントし、2人そろって「やった!!」とガッツポーズを見せ、喜びを爆発させていた。

同じ日にオーディションを受け。ジャニーズ事務所に入所した同期であることも知られる2人だが、織山は佐藤について「オーディションの時と全く変わってなくて、間の取り方、しゃべり方などそのまま。あの時に戻ってきたなって、かわいくていろんな気持ちになった」と印象を語ると、佐藤も「クールでつかみどころのない人だと思ってたけど、実際はめちゃくちゃ優しい。絶対疲れてるだろうなという時に話しかけても真摯(しんし)に答えてくれるし、富山でイヤホンを失くしたら1週間くらい貸してくれた。自分も絶対使うのに」と振り返り、ドラマの役柄のようにお互いを思い合う、ほほ笑ましい一面を見せた。

最後に、あらためて佐藤が「(原作は)人気の作品で、ナチュラルな世界観でお芝居ができたりカメラを回してもらえた。油断してるととんでもないパンチが飛んでくるので楽しみにしてもらえるとうれしいです」とアピールし、織山も「コメディーもあり、しっとりしたシーンもあり、教室の一角を隠し撮りしたようなリアルな恋愛ドラマになってるので、いろんな場面でドキドキしてもらえたらうれしい」と見どころを語り、イベントは締めくくられた。

© 株式会社東京ニュース通信社