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岡山県内で唯一、盆に行っている西粟倉村の成人式が15日、同村影石のあわくら会館で開かれた。対象の13人(男3人、女10人)のうち7人が出席し、将来の進路や夢に向けて思いを新たにした。
青木秀樹村長が「経験や知見を村にどう生かすか目標の一つにしてほしい。感謝を忘れず、精いっぱい羽ばたいて」と激励した。
新成人は一人一人が近況報告。代表して関西外国語大2年林央華さん(19)=大阪府枚方市=が謝辞を述べ、「自分の意見に責任を持ち、アクションを起こせる人になりたい」と誓った。
式後、仲間と記念撮影し、恩師と歓談した。徳島大2年榎原昂汰さん(19)=徳島市=は「多くの人が関わってくれた村の良さを改めて感じた。エンジニアになって社会貢献していきたい」と話した。
成人年齢の引き下げに伴い、「二十歳のつどい」として実施。昨年度は新型コロナウイルス禍を受けて今年1月に延期しており、盆開催は2年ぶり。