北陸地方で8月17日にかけ非常に激しい雨の恐れ 15日、気象庁発表 北日本から西日本の日本海側を中心に警戒を

 気象庁は8月15日午後5時、大雨と雷及び突風に関する全般気象情報を発表した。北日本から西日本では、日本海側を中心に17日にかけて、雷を伴った激しい雨や非常に激しい雨が降り、大雨となる所があるとし、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒を呼び掛けている。落雷や竜巻などの激しい突風にも注意を呼び掛けている。

 気象庁によると、前線を伴った低気圧が16日に北日本を通過。前線は17日にかけて、北日本から東日本を南下する見込み。北日本から西日本では、日本海側を中心に大気の状態が非常に不安定となるとしている。

 北日本と北陸地方では17日にかけて、西日本日本海側では16日から17日にかけて、雷を伴った激しい雨や非常に激しい雨が降り、大雨となる所があるとしている。東北地方では、激しい雨の降っている所があり、土砂災害の危険度が非常に高まっている所がある。

 16日18時までの24時間に予想される雨量は、多い所で、

  東北地方  250ミリ

  北海道地方 150ミリ

  北陸地方  80ミリ

 17日18時までの24時間に予想される雨量は、多い所で、

  北陸地方、中国地方   100から200ミリ

  九州北部地方      100から150ミリ

  東北地方         50から100ミリ の見込み。

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