ナイナイ・矢部浩之がテレビ朝日・ABEMA- FIFAワールドカップキャスターに就任

11月21日に開幕となる「FIFA ワールドカップ カタール 2022」のテレビ朝日・ABEMA- FIFA ワールドカップキャスターに、ナインティナイン・矢部浩之が就任した。

高校時代にサッカー部に所属していた矢部は、2002~20年にテレビ朝日系のサッカー情報番組「やべっちFC~日本サッカー応援宣言~」のメインMCを務めたことで、サッカー界とのつながりが深いことでも知られている。また、日本が初めてFIFA ワールドカップに出場した1998年のフランス大会から6大会連続でワールドカップを現地観戦しており、「個人的に7大会連続、現場で観戦したいなと思ってます」と心境を語っている。

キャスターに就任し、「ちょっと震えました。思わず家で、国歌斉唱の時の選手たちのように、胸に手を当てて目をつぶってしまいました。あらためて、今回のFIFA ワールドカップも日本代表を応援できるんだと、非常にうれしかったです!」と熱い気持ちを告白。

今回、日本代表(FIFAランク24位)は、スペイン(同6位)、ドイツ(同11位)、コスタリカ(同34位)と同じグループEとなり、激戦が予想されることから“死のグループ”と称されるほど。矢部は「今回は、日本代表が掲げているベスト8以上を達成してほしいですね。厳しいグループに入ったとは思っていますが、とにかくまずは、初戦であるドイツ戦が大事。勝てれば最高なんですが、ドローでもすごいなと思います。それで、先々の試合の展開が変わってくるんで。達成できる可能性は十分あると思っています」と分析した。

さらに、「強いと言われている国が、ガタガタと崩れていく姿が、個人的には好きなんですよね。サッカーって、何か一つボタンを掛け違えたら崩れていくスポーツなので、そういう意味では、日本代表にも大いにチャンスがあると思っています! 日本代表のベスト8以上をお手伝いする熱い応援と、サッカーの面白さを伝えることを意識して、テレビ朝日・ABEMA- FIFAワールドカップキャスターをやっていきます!」と意気込む。

なお、テレビ朝日系では、11月27日のグループステージ第2戦「日本vsコスタリカ」のほか、全10試合を生中継。ABEMAではFIFA ワールドカップ全64試合を無料生中継する。加えて、ニュースや特別番組の放送に加え、ABEMA独自で各試合の名場面をまとめたダイジェスト映像の最速配信やマルチアングル映像など、本大会を余すことなく楽しむことができる、さまざまな取り組みを実施する予定だ。

そんななか、ワールドカップ開幕100日を切った8月14日には、ABEMAとテレビ朝日共同制作の特別番組「FIFA ワールドカップ64」で矢部と日本代表キャプテン・吉田麻也選手が対談を行った。18年ロシア大会のベスト16の壁を越え、ベスト8を目指す選手の、現在の心境やコンディションなどに、矢部が鋭い視点から切り込んでいくこの対談は、ABEMAのアーカイブで視聴可能だ(https://abema.tv/channels/special-plus/slots/F5Ub7sRex3Ha1V)。

© 株式会社東京ニュース通信社