バイエルン・ミュンヘンとキットサプライヤーのadidasは11日、2022-23シーズンの新サードユニフォームを発表した。このキットはチャンピオンズリーグでも使用する。
Bayern München 2022-23 adidas Third
22-23新サードユニフォームはダークグレー(adidasの色名はナイトグレー)を基調に、ややオレンジに近いレッドを差し色に配する。前面はよく見ると細かな模様を規則正しく配置したデザインとなっている。
パンツとソックスもダークグレーとレッドのカラーコンビネーションで、全身をダークカラーでまとめる。
シャツ前面に描かれた細かな模様だが、これはバイエルン地方で古くから盛んなトランプゲーム(カードゲーム)に由来するという。
サードキットのデザインは、バイエルン地方の伝統的なトランプゲームの“シャープコップフ”をモチーフとしたものだという。
トランプと言っても絵柄は日本でおなじみの英米式トランプではなくバイエルン地方独特のもので、カードのシンボルマークは「どんぐり、草(葉)、ハート、鈴」の4つ。それらが今回のキットデザインとなっている。
ユニフォーム発表と同時に男女選手をモデルに起用したビジュアルイメージも公開。デザインのモチーフとなったシャープコップフは選手の間でもプレーされるといい、なかでもトーマス・ミュラーはかなりの腕前の持ち主だとか。
新サードユニフォームは現地時間14日に行われたホームゲームのヴォルフスブルク戦でお披露目に。試合は2-0でバイエルンが勝利している。
なお、このユニフォームは男子チーム、女子チームともに今季のチャンピオンズリーグモデルという位置付け。女子チームに所属するDF熊谷紗希の着用姿も楽しみに待ちたい。