ソロキャンプにおすすめのケトル20選!本当に必要?直火OK・コーヒーを淹れやすいのはどれ?

「ソロキャンプにケトルって必要?」と疑問に思う方もいるかと思いますが、結論としては「あったほうが何かと便利!」です。この記事ではその理由や、ソロキャンプに適したケトルの形・サイズも解説します。おすすめのケトルを用途別にご紹介するので、ぜひ参考にしてみてくださいね!

ソロキャンプにケトルは必要?

キャンプでもお湯を沸かすのに便利な「ケトル」ですが、ケトルがなくてもクッカーがあればいいのでは?と思う人もいるのではないでしょうか。

もちろんクッカーでもお湯を沸かすことはできます。

でも、”お湯を注ぎやすいかどうか””沸かすまでの時間の早さ”を考えると、ひとつは持っていた方が便利です。

自宅でお湯を沸かすときに「フライパンやお鍋よりもやかんの方が適している」のと同じ考え方です!

ケトルを持っていくメリット

キャンプでケトルがあると、このようなメリットがあります!

  • 調理と同時にお湯を沸かすことができる(調理にはクッカー、お湯にはケトルを使うなど)
  • クッカーしかない場合、調理に使ったあとはいちいち洗ってからでないとお湯を沸かせない
  • 鍋より早くお湯が沸き、冷めにくい(特にやかんタイプは底が広く、炎が当たる面積が広いため)
  • 注ぎ口があるタイプならクッカーよりもお湯を注ぎやすく、コーヒーを淹れるのに適している
  • 冬キャンプで直接湯たんぽにお湯を注げる

”絶対に必要なアイテム”ではないものの、ケトルはあったほうがキャンプシーンでは重宝することが多いですね。

ケトルを使うのがおすすめなのはこんな人

上記を踏まえて、ぜひケトルを使ってほしい人はこんな人たちです!

  • 調理と同時にお湯を使うことがある人(ご飯と一緒に温かい飲み物を飲みたい、など)
  • 調理したあと、すぐにお湯を使いたい人
  • なるべく洗い物の回数を減らしたい人
  • キャンプではハンドドリップでコーヒーを淹れたい人

このあと紹介する選び方を参考に、ご自身にぴったりのケトルを見つけてくださいね。

ソロキャンプ用ケトルの選び方

ライター撮影画像参照:https://happycamper.jp/_ct/17515173

つづいて、ソロキャンプで使いやすいケトルとはどんなものなのか、選び方を解説していきます。

ポイント1:容量

一般的によく使うお湯の使用例は下記の通りです。

  • カップラーメンのお湯:400ml程度
  • コーヒー1杯分:200ml程度

ソロであれば1L未満の容量で十分だと思います!

ポイント2:形

ケトルの形は主に3種類です。

やかん型

自宅で使うようなやかんの形をしたオーソドックスなもの

ライター撮影画像参照:https://happycamper.jp/_ct/17389834

縦長型

取手が側面に付いていて、縦に長い形

ライター撮影画像参照:https://happycamper.jp/_ct/17462892

寸胴型

クッカーと兼用できる形

ライター撮影画像参照:https://happycamper.jp/_ct/17509815

焚き火に対応できる縦長型のケトルは容量が大きいものが多いので、そのあたりも踏まえてご自身の目的に合ったケトルを選んでみてくださいね。

ポイント3:素材

ケトルの素材は主に3種類です。

素材の特徴をしっかり確認して、ご自身のキャンプスタイルに合ったケトルを選びましょう!

ステンレス

丈夫で焚火や炭火での使用OK

アルミ

軽量で持ち運びやすい

ホーロー

おしゃれで保温力が高い

ポイント4:注ぎ口

コーヒーをハンドドリップで淹れるなら、注ぎ口がなるべく細いものがお湯を注ぎやすくておすすめです!

ポイント5:直火・焚き火対応か

ライター撮影画像参照:https://happycamper.jp/_ct/17389834

アウトドアメーカーのケトルならほとんど直火OKなものが多いですが、直火対応かどうか念の為チェックしておきましょう。

直火はOKでも、焚き火はさらに温度が高温になり、炎の高さも高くなるため、対応できるケトルは限られます。

焚き火で使う場合は、ケトルの素材だけでなく持ち手の素材も確認してください。

高さのある「縦長型」がおすすめですが、焚き火にいれてもOKなタイプか確認しておきましょう。

【やかん型:お湯を速く沸かせる】ソロキャンプにおすすめのケトル6選

ここからはソロキャンプで使いやすい1L以下のケトルを中心に、おすすめのものを紹介していきます。

まずは湯を速く沸かせて、コンパクトで持ち運びに便利な「やかん型」のケトルを6つ紹介します。

1. コールマン「パックアウェイ(TM)ケトル/0.6L」

ティーブレイクを気軽に楽しめるアルミ製のケトルです。

傷がつきにくいハードアノダイズド加工、そして最後まで傾けてもフタが外れない設計というコンパクトながらもうれしい気遣いがポイントです。

コールマン「パックアウェイ(TM)ケトル/0.6L」

  • 使用時サイズ:約15×13×8(h)cm
  • 重量:約150g
  • 容量:約0.6L
  • 材質:アルミニウム、ステンレス、シリコン
  • 付属品:メッシュポーチ

2. ロゴス「LOGOS ザ・ケトル」750ml

持ち運びがしやすいフラットな形のケトルです。

ケトルの底面積が大きいため、熱の伝わりが良く調理時間の短縮が可能です!

ロゴス「LOGOS ザ・ケトル」750ml

  • 総重量:(約)150g
  • 容 量:(約)750ml
  • サイズ:(約)15×15×6.2cm
  • 表面加工:ハードアルマイト
  • 主素材:アルミ

3. ロゴス「たためるケトル1L」

シリコン製でたためるケトル。かさばらずに収納&持ち運びが可能です!

直火での使用が可能でお手入れもラクラクですね。

ロゴス「たためるケトル1L」

  • 容 量:(約)1L
  • 総重量:(約)400g
  • サイズ:(約)21×14.5×13.7cm
  • 収納サイズ:(約)21×14.5×5.8cm
  • 主素材:シリコン、ステンレス、ナイロン

4. キャプテンスタッグ「アルミキャンピングケットル700ml」

軽量で熱伝導に優れたアルミ製クッカー。

表面は、耐食性の高い硬質アルマイト(陽極処理)加工が施されています。

つまみにシリコンのカバーがついているので、安全に蓋に触れることができそうです!

キャプテンスタッグ「アルミキャンピングケットル700ml」

  • 製品サイズ(約):130×150×高さ77mm(本体のみ)
  • 容量(約):700ml
  • 重量(約):137g
  • 材質(品質):アルミニウム(アルマイト加工)(底の厚さ0.8mm)、その他の材料/つまみ・取っ手:ステンレス鋼、シリコーン
  • 適正容量(約):550ml

5. ユニフレーム「山ケトル700」

こちらもお湯が早く沸く横広タイプのケトル。

ステンレス製のハンドルに穴があいているので、熱くなりにくいようです!

ユニフレーム「山ケトル700」

  • 収納時サイズ:約Φ14.7×7.1(高さ)cm
  • 材質:本体・フタ:アルミニウム・アルマイト加工 ハンドル:ステンレス鋼 ツマミ:フェノール樹脂
  • 重量:約163g
  • 満水容量:約0.7L
  • 適正容量:約0.6L
  • セット内容:収納ケース

▼900mlサイズもあります

6. トランギア「ケトル0.6L」

スウェーデンらしいデザインのケトルです。

持ち手についているラバーチューブを外すことで、焚き火にかけることも可能です。

注意)以前に販売していたモデルはラバーチューブを外すことができないそうです!

トランギア「ケトル0.6L」

  • 重量:140g
  • サイズ:φ13.5×H7.5cm
  • 素材:アルミ製(無垢)

【縦長型:焚き火もOK】ソロキャンプにおすすめのケトル3選

縦長型はキャンプらしいデザインが多く、大人数での使用もおすすめです!

1. コールマン「ファイアープレイスケトル」1.6L

丈夫なステンレス製で、吊り下げできるハンドルも付いています。

たき火の灰が入らないように注ぎ口に蓋がついていますが、お湯を注ぐ時は水圧で蓋が開くようになっています。

厚手のグローブをしていても握りやすそうな持ち手です!

コールマン「ファイアープレイスケトル」1.6L

  • サイズ:約13×22×23(h)cm
  • 総重量:約570g
  • 容量:約1.6L
  • 材質:ステンレス

2. スノーピーク「クラシックケトル 1.8」

こちらも焚火や炭火に耐えられる上部なケトル。

上部に吊り下げ用のハンドルもついています。

注ぎ口の蓋は、必要に応じてロックできる仕様になっています。

スノーピーク「クラシックケトル 1.8」

  • サイズ:φ115×247mm
  • 重量:690g
  • 容量:1.8L
  • 材質:ステンレス
  • 満水容量:1.8L

3. キャプテンスタッグ「キャンピングケットル 1.9L」

シンプルでまっすぐな寸胴の形のクッカーです。

丈夫でサビにくいステンレス製で、使い勝手が良さそうです!

キャプテンスタッグ「キャンピングケットル 1.9L」

  • 製品サイズ(約):幅165×奥行220×高さ190mm、本体外径(約):130mm
  • 容量(約):1.9L
  • 重量(約):580g
  • 材質(品質):ステンレス鋼(底の厚さ0.6mm)
  • 適正容量(約):1.3L

【寸胴型:クッカーと兼用できる】ソロキャンプにおすすめのケトル3選

ふたと注ぎ口がついているので、クッカーとしても使用できるケトルを3つ紹介します。

1. キャプテンスタッグ「キャンピングケットルクッカー900ml」

取っ手の向きを替えることで、ケトルとしてもクッカーとしても使うことができます。

取っ手を下げることで、収納性もバッチリです!

キャプテンスタッグ「キャンピングケットルクッカー900ml」

  • 製品サイズ(約):外径125×高さ80mm(本体のみ)
  • 容量(約):900ml
  • 重量(約):270g
  • 材質(品質):ステンレス鋼
  • 実容量(約):750mL

▼1.3Lサイズもあります

2. スノーピーク「ケトル NO.1」

ラーメンをつくってそのまま食べられるように作られているそうで、使いやすさは抜群です!

スノーピークの洗練されたデザインが、ケトルにも活かされていますね。

スノーピーク「ケトル NO.1」

  • サイズ:120×80mm
  • 重量:255g
  • 容量:0.9L
  • 材質:ステンレス0.4mm厚

3. キャプテンスタッグ「ステンレス ラーメンクッカー570ml(リフィル用)」

こちらもラーメンを作るのにぴったりなサイズのケトル。金物の町、燕三条で生産されています。

ころんとしたかわいいデザインですね!

収納に便利なメッシュバッグも付いています。

キャプテンスタッグ「ステンレス ラーメンクッカー570ml(リフィル用)」

  • 製品サイズ(約):幅105×全長150×高さ75mm
  • 収納サイズ(約):外径105×高さ75mm
  • 重量(約):170g
  • 材質(品質):ステンレス鋼

【見た目がおしゃれなホーロー製】ソロキャンプにおすすめのケトル3選

つづいてご紹介するのは味わい深く、温かみのあるホーロー製。

ホーロー表面はガラス質でにおいが移りにくく、コーヒーの味や香りをそのまま楽しめます。

1. コールマン「エナメルコーヒーポット」1L

エナメルコーヒーポット

スポーツ・アウトドア用品を販売する株式会社アルペンとコールマンの共同企画アイテムのひとつです。

ホーロー表面はガラス質でにおいが移りにくく、コーヒーの味や香りをそのまま楽しむことができます。

コールマン「エナメルコーヒーポット」1L

  • 使用サイズ:約210×110×200(h)mm
  • 重量:約460g
  • 底面の直径:約105mm
  • 満水容量:約1,000ml
  • 適正容量(お湯を沸かせる量):約700ml
  • 材質:琺瑯用鋼板
    ※電子レンジ、食器洗浄機、食器乾燥機は使用不可

2. キャプテンスタッグ「ホーロー ケットル」1.1L

耐久性・耐熱性に優れているので、匂いや色が写りにくくアウトドアシーンで活躍してくれます。

熱伝導の良い鉄と、耐食性に強く色が綺麗なガラス質でできています。

キャプテンスタッグ「ホーロー ケットル」1.1L

  • 製品サイズ(約):幅122×奥行182×高さ175mm
  • 適正容量(約):750ml
  • 材質(品質):本体:ほうろう用鋼板(底の厚さ0.6mm)、ふた:ほうろう用鋼板
  • 満水容量:1.1L

3. ロゴス「レイリー・ホーロードリップケトル 1.1L」

やさしいホワイトにネイビーでオリジナルロゴデザインが施された、レトロな雰囲気のケトル。

お湯の量やスピードを調整しやすい細口の注ぎ口になっているため、ハンドドリップでもおいしくコーヒーを淹れられそうですね!

ロゴス「レイリー・ホーロードリップケトル 1.1L」

  • 総重量:(約)500g
  • サイズ:(約)幅11×奥行21×高さ19.5cm
  • 容量:(約)1.1L
  • 主素材:スチール

【コーヒーを淹れるのにぴったり】ソロキャンプにおすすめのケトル5選

つづいて、ハンドドリップでコーヒーを淹れるのにおすすめのケトルです。

コーヒーを美味しく淹れるために重要な「注ぐ湯量の調整」がしやすいものがおすすめです!

1. スノーピーク「フィールドバリスタ ケトル」1L

”ドリップポット”の形状ではありませんが、注ぎやすさ抜群のケトルです。

ハンドルは脱着可能で収納性もあります。

スノーピーク「フィールドバリスタ ケトル」1L

  • サイズ:210×130×180(h)mm
  • 重量:540g
  • 収納サイズ:155×130×180(h)mm
  • セット内容:本体、収納ケース
  • 容量:1.0L
  • 材料:ステンレス、ブラス、天然木

2. キャプテンスタッグ「アルゴ 珈琲ドリップケットル 350ml」

適正容量が200mlと、手軽にコーヒーを楽しめる小型のケトル

ソロキャンプでもムラなく安定した美味しいコーヒーを淹れたい人におすすめです!

キャプテンスタッグ「アルゴ 珈琲ドリップケットル 350ml」

  • 製品サイズ(約):195×奥行80×高さ110mm
  • 満水容量(約):380ml
  • 適正容量(約):200ml
  • 重量(約):200g
  • 材質(品質):本体:ステンレス鋼(クロム18%、ニッケル8%、底の厚さ0.7mm、ハンドル:ステンレス鋼

3. キャプテンスタッグ「アルゴ ドリップポット 700ml」

こちらも注ぐ湯量をコントロールしやすい注ぎ口で、美味しいコーヒーを淹れる事ができます。

持ち手が二重のデザインでおしゃれですね!

キャプテンスタッグ「アルゴ ドリップポット 700ml」

  • 容量(約):700ml
  • 重量(約):340g
  • 材質(品質):本体:ステンレス鋼(クロム18%、ニッケル8%)、底の厚さ0.7mm、ハンドル:ステンレス鋼
  • 満水容量(約):780ml
  • 適正容量(約):500ml

4. 月兎印「スリムポット」700ml

大正15年に誕生した、株式会社フジイのオリジナルブランド「月兎印」。

一点一点職人の手作業によって生み出される昔ながらの製法で作られています。

シンプルながらもかわいらしいかたちと繊細な注ぎ口によって、発売から30年以上経つ今でもコーヒー愛飲家から愛され続けるロングセラー商品だそうです。

月兎印「スリムポット」700ml

  • 材質:琺瑯
  • サイズ:約W195×D95×H185(底φ95)mm
  • 容量:約700ml(満水)/約560ml(8分目)
  • 重量:約435g

5. カリタ「SS ケトル 700」700ml

お手入れしやすいステンレス製のケトル。

珈琲器具専門メーカーなので、特にコーヒーにこだわりがある人にもおすすめです。

見た目は、やかんほど生活感を出さず、シンプルで美しいのが特徴です。

カリタ「SS ケトル 700」700ml

  • 材質:本体・フタ・底/ステンレス18-8製
  • 板厚:0.6mm
  • 接地底径:約82mm
  • 満水容量:700ml
  • 商品重量:470g

ソロキャンプにケトルはあったほうがいい!自分にぴったりを見つけよう!

ライター撮影画像参照:https://happycamper.jp/_ct/17515173

快適なアウトドアライフには、効率よくお湯を沸かせるケトルがある方が絶対に便利です!

今回紹介した選び方やおすすめ商品を参考に、ぜひお気に入りのケトルを見つけてくださいね。

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