千葉大学の全員留学プログラム再開、62人が英国などへ出発

新型コロナウイルス感染拡大で2年間事業が中止されていた千葉大学の全員留学プログラムが再開した。第1弾としてカナダ・サスカチュワン州のレジャイナ大学、英国ヨークシャー州のヨーク大学へ短期留学する千葉大生62人が成田空港から現地へ向かった。

千葉大学によると、レジャイナ大学に短期留学するのは28人。平日は毎日、5時間の英語の講義を受講し、語学力アップに努める。渡航前のオリエンテーションでは、駐日カナダ大使館の協力でカナダの2言語併用政策、大学制度を学んだほか、レジャイナ大学のスタッフと顔合わせしている。

ヨーク大学に短期留学するのは34人。最初の1週間は学生寮で過ごし、残りの2週間はホストファミリー宅でホームステイを体験、英国文化などを学ぶ。

千葉大学は2020年度の入学制から初回留学の費用の一部を大学で負担し、学生全員の海外留学を目指すプログラムをスタートさせたが、コロナ禍で計画を中止せざるを得ない状況に追い込まれていた。

参考:

【千葉大学】はばたけ!「全員留学」渡航を伴う留学プログラムを再開

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