コロナ禍で変わった働き方…多くの人がテレワークを希望、出社する意味とは?

TOKYO MX(地上波9ch)朝の報道・情報生番組「堀潤モーニングFLAG」(毎週月~金曜7:00~)。8月5日(金)放送の「FLAG NEWS」のコーナーでは、理想の“出社頻度”について取り上げました。

◆出社は「週3日以下」を望む人が7割に

都内の企業に勤務する人に「理想の出社頻度」を尋ねた調査で、「週3日以下」と答えた人が7割を占めることがわかりました。

この調査は、野村総合研究所が今年2月に都内の従業員300人以上の企業に勤める20代から60代の男女3,207人を対象に行ったもので、理想の出社頻度の設問に対し、出社が「週1日未満」と答えた人が最も多く31.4%。一方で「毎日出社の週休2日」が理想とする人も次に多い16.9%という結果に。

新型コロナに伴う外出制限が影響し、働き方の基準に対する意識が変わったことがうかがえる結果となりました。

◆理想の出社頻度…Z世代のリアルな意見は?

株式会社POTETO Media代表取締役の古井康介さんは、「テレワークができる会社ならもちろんやったほうがいい」とテレワークを推奨。実際、古井さんの会社では早くからテレワークを導入しています。

キャスターの田中陽南が「この場では(出社)したくないとは言いづらい…」と言葉を濁すと、スタジオは大笑い。「でも、やはり週に5日出社したほうがやる気につながる、集中できるところはあるかもしれない」と出社のメリットを語ります。

一方、Fridays For Future Tokyoオーガナイザーの黒部睦さんは「働きすぎないことでより豊かに!!」と主張。「出社しないことでより時間ができ、自分がやりたかったことができる」と述べます。

現状ではたくさん働き、多くのお金を稼いでも忙しさのあまり時間がなく、やりたいことができない現実があると推察し、「働き過ぎないことで、より自分がやりたかったことができるようになる。余裕があることで、社会問題などにも目が向くようになるんじゃないか」と期待します。

総じて、キャスターの堀潤は「会社は働くことだけじゃない。コミュニケーションの場にもなっているかな」と振り返り、「フリーランスになった今は、逆に会社が恋しいなと思うこともある」としみじみと語りました。

※この番組の記事一覧を見る

<番組概要>
番組名:堀潤モーニングFLAG
放送日時:毎週月~金曜 7:00~8:00 「エムキャス」でも同時配信
キャスター:堀潤(ジャーナリスト)、田中陽南(TOKYO MX)
番組Webサイト:https://s.mxtv.jp/variety/morning_flag/
番組Twitter:@morning_flag

© TOKYO MX