井ノ原快彦MCの「その後の人生 聞かせて下さい」に元柔道家、元プロ野球選手、元アイドルが登場

NHK総合では8月25日に、井ノ原快彦がMCを務める特集番組「その後の人生 聞かせて下さい」(午後7:30)を放送する。

スポーツや芸能界など第一線で活躍した人は、引退した後、どうやって暮らしているのか? 番組では、アスリートやアイドルの「引退した後どうなる?」を真面目に考えていく。今回は、元柔道家で五輪金メダリストの松本薫、元プロ野球選手の奥村武博、元アイドルの遠藤舞の3人を迎え、井ノ原が話を聞いていく。

柔道家から現在はアイスクリームの製造を手掛ける松本。阪神タイガースを退団後は、飲食店などでのアルバイトを経験した後、公認会計士となった奥村。アイドリング!!!卒業後は、ソロ歌手から会社員を経て、ボイストレーナーとして活躍する遠藤。そんな3人と、ファーストキャリアを失った喪失感、セカンドキャリアを歩む苦労やお金の話、第2の人生を見いだすまでの心の変遷や、ターニングポイントなどを語り合う。

井ノ原からの「やめた後のことは、いつから考えていた?」という質問に、「戦力外通告を受けてから」という奥村に対して、「柔道をやめた後のことは、実は小学生の時から考えていた」という松本。「アイドル時代の途中から考え始めたけれど、“引退後は自己責任”という雰囲気で誰にも相談できなかった」という遠藤。三者三様の答えの中、3人はどうやって次の仕事を見つけたのか?

井ノ原は「収録前は、特にスポーツ選手の人たちは特殊だからって思っていたんですけど、3人のお話を聞いて、セカンドキャリアの問題って誰にでも当てはまることだなと思いました。僕自身も、もしかしたら1週間後に違う人生が待っているかもしれないし。でも、どんなネガティブなことが起こってもポジティブに変換させていきたいなと思います」と感想を伝え、「絶対に同じことをやり続けなきゃいけないわけじゃないし、そういう思い込みや固定観念を取っ払ってくれる番組だと思うので、いろいろな立場や世代の方に見てほしいですね」とアピールしている。

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