雛形あきこと姜暢雄が「競争の番人」にゲスト出演。2人の関係性に注目

雛形あきこと姜暢雄が、フジテレビ系連続ドラマ「競争の番人」(月曜午後9:00)の8月22日放送・第7話にゲスト出演する。

ドラマは、第19回「このミステリーがすごい!」大賞で大賞を受賞した新進気鋭の作家・新川帆立氏による同名小説が原作。天才で理屈っぽくひねくれ者の小勝負勉(坂口健太郎)と、実直で感情のままに行動する元刑事の白熊楓(杏)が、公正取引委員会・第六審査、通称・ダイロクの職員として独占禁止法に関わる違反行為を取り締まり、経済活動における自由で公正な競争の場を守るために目を光らせる“競争の番人”として、談合やカルテルなど不正を働く企業の隠された事実をあぶり出していく。

雛形は、業界最大手の通販サイト「三ツ星マーケット」のブランド事業部部長の黒崎美佐子、姜は「三ツ星マーケット」の社長・山辺純次を演じる。

「三ツ星マーケット」が自社のオリジナルブランド「アンカレント」の商品を売る販売店に対して、再販売価格維持にあたる行為をしているとの情報が、ダイロクのもとに入る。再販売価格維持とは、メーカーやブランドが、販売店に対して、指定した価格で売るよう圧力をかけること。販売店による値引きができなくなるため、消費者は価格によって店を選べなくなり、安く買えるはずの商品を高く買うはめになってしまう。

いつものように小勝負と白熊が調査を始めるかと思いきや、小勝負は第一審査からの応援要請で、建設会社の談合案件を手伝っており、桃園千代子(小池栄子)と六角洸介(加藤清史郎)も別の案件を調査中。この案件は、白熊と風見慎一(大倉孝二)で調査をすることになる。

「月9」ドラマ初出演の雛形は「夢を持って社会に出て壁にぶつかったり現実と違ったり、たくさんの人が経験することが、今回のテーマになっています。でも結果、奇麗事かもしれませんが、自分の決断が後悔のないものであってほしいと思いました。夢があるってすてきなことなので、それを幸せと思えるよう頑張ってほしいです。そんなふうに思える役を演じられて、私も幸せです。皆さんにも少しでも、その気持ちが届いたらうれしいです」とアピール。

姜は「僕が演じる山辺純次は一言で言うと現実主義者で、数字にこだわり、社員よりも売上重視の経営者。雛形あきこさんが演じる黒崎は理想を追う事業部部長。いつしかこの2人が現実と理想のはざまで同じ景色を見ることができなくなってしまった、どこにでもあり得る話なのでは、と感じました。山辺と黒崎の主義・主張の静かなすれ違いのさまを楽しんでいただけたら幸いです」とコメントしている。

© 株式会社東京ニュース通信社