長崎県内 Uターンラッシュ本格化

荷物を抱え、離島便から下りてくる帰省客ら=長崎市、長崎港ターミナル

 お盆を古里で過ごした帰省客のUターンラッシュが15日、長崎県内で本格化し、港や駅などはスーツケースや土産を手にした家族連れで混雑した。16日も続く見込み。
 JR九州によると、博多行き特急自由席の乗車率は、長崎発「かもめ」、佐世保発「みどり」とも最大90%に達した。空の便は午後の東京、大阪行きを中心に利用率が高かった。海の便は五島発長崎行きジェットフォイルが混み合い、16日はほぼ満席。
 長崎市元船町の長崎港ターミナルは離島からのUターン客らであふれた。兵庫県姫路市の会社員、上囿裕美さん(46)は「祖母の初盆で五島に帰省した。親戚が集まって花火やスイカ割りを楽しんだ」と話した。


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