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第35回おおせと夏まつり(実行委主催)が13日夜、長崎県西海市大瀬戸町瀬戸樫浦郷の樫浦多目的広場であり、約千発の花火が夏の夜空を彩った。
新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、一昨年は中止。メインイベントの花火だけを予定していた昨年は大雨の影響で10月に延期したため、例年通り8月に開くのは3年ぶり。ステージイベントを見送るなど規模を縮小し、感染対策を呼びかけた。
会場には20の露店が並び、家族連れや浴衣姿の若者らが夏の風情を満喫。花火はコロナの収束などを願い、瀬戸港内から次々と打ち上げられ、夜空を焦がす色とりどりの大輪の花に見物客から拍手が湧き起こっていた。