東京大学の学生が開発した理系ボードゲーム「熱力学ワーカーズ」、印刷資金調達のためクラウドファンディングを開始

東京大学の学生でボードゲームクリエイターの新井一希さんが、高校範囲の物理が学べるボードゲーム「熱力学ワーカーズ」の印刷資金調達をクラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」にて2022年8月1日に開始した。

CAMPFIREによると、大学生によるボードゲーム制作チーム「EXPlayin(エクスプレイン)」の代表で開発者の新井さんは「遊び×学びで勉強をもっと楽しく!」をテーマにボードゲームシリーズ「理系ゲームズ」を開発・製作し、販売している。第1作目の化学を題材にしたゲーム「有機大富豪」は累計販売個数は500部を突破し好評を得た。

「熱力学ワーカーズ」はその第2作として新登場したボードゲームだ。一度の選択と運で戦況が大きく変わり、手に汗握る展開が多く現れる高いゲーム性を持っている。特に知識がなくても、ゲームで遊ぶだけで熱力学の基礎知識を自然に身につけることができる。ルールは簡単で、6歳からプレイ可能。2~4人で遊べて、プレイ時間は30~60分(拡張セット使用で5~6人でのプレイも可能)。特に受験を控えた高校生や、かつて熱力学を学んだ大学生・社会人におすすめのゲームだという。

現在、「熱力学ワーカーズ」の印刷資金調達のためクラウドファンディングを行っており、目標金額は35万円。8月15日現在の支援総額は36万5980円となっている。支援は8月31日まで受け付けている。

参考:【CAMPFIRE】現役東大生が開発!新作ボードゲーム「熱力学ワーカーズ」

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