「安全な環境の中でプレーできることがうれしい」戦火逃れたウクライナ人選手来日 袋井拠点の女子ラグビー「アザレア・セブン」に加入

静岡県袋井市を拠点とする女子7人制ラグビーチーム、アザレア・セブンに入団したウクライナ人選手が日本に到着し、8月15日にチームの代表理事のもとを訪れました。

日本ラグビーフットボール協会副会長でアザレアの代表理事を務める清宮克幸さんのもとを訪れたのは、ウクライナ人のナタリア・コザチュク選手24歳です。

コザチュク選手は、ウクライナでラグビーコーチをしながら代表選手として活躍していましたが、ロシアによる侵攻で仕事が成り立たなくなっていました。アザレアがチーム強化などを目的に加入希望者を募っていたところ、避難民向けのビザによる来日が決まりました。

<ナタリア・コザチュク選手>

「今、ウクライナは戦争によってすべての競技活動ができなくなっている。日本に来て安全な環境の中プレーができることがうれしい」

<アザレ・アスポーツクラブ 清宮克幸代表理事>

「ポジティブな動きが広がってくれれば」

コザチュク選手は19日にチームに合流する予定です。

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