Android13がPixelで利用可能に プリコネなど一部ゲームは動作不可

GoogleよりAndroidの最新バージョンAndroid 13が公開され、同社のスマートフォンPixel シリーズで利用可能になった。本記事ではリリース直後でのスマホゲーム関連を紹介する。

Android13がPixel対応

スマートフォン用 OS Android から最新バージョンの Android 13が正式リリースされた。今年も例年通り一番最初にGoogle純正スマホ『Pixel』シリーズで利用可能になっており、既に設定のアップデート項目から更新可能になっている。更新サイズはおよそ870 MB。

Android13対応機種

  • Pixel・6 Pro・6a
  • Pixel 5・5a 5G
  • Pixel 4a 5G・4a
  • Pixel 4・4 XL

プリコネなど動作不能

Android 13はリリースされた直後のバージョンである上に現時点で Pixel シリーズのみで利用可能なので、デベロッパー側での対応がほぼ行われていない。特にゲームアプリでは動作しないといった状況が起こっている。

編集部の確認する限り、『プリンセスコネクト Re:Dive(プリコネ)』は動作不安定などではなく、起動すらできない。

また、『パズドラ』も起動不可能であることが確認でき、こちらは既に今後対応すると公式発表が公開されている。

ほとんどのゲームアプリでは現在 Android 13は動作対象外であるため、各デベロッパーからの更新情報を確認する必要がある。Android12へのダウングレードがGoogle Tensorチップ搭載Pixelだと不具合でできないという報告もあるため慎重な対応が必要。

アイドルマスターシリーズのスマートフォンゲームは編集部が動作確認した限り使えそうではあるが公式からの対応発表は無いのでアップデートは辞めたほうが良いだろう。

Android13新機能ピックアップ

今回の Android 13ではカスタマイズ性と安定性の向上をアピールしており、革新的な新機能の搭載はあまり見受けられないもののより使いやすくなっている印象だ。

Android12で実装されたMaterial Youをベースに、色・テーマ・言語などでアプリをカスタマイズできるようになった。メディアプレーヤーも、あなたの音楽の好みに合わせてカスタマイズできるという。

また、プライバシー保護のアップデートも。Android 13では、写真・ビデオ・クリップボード履歴など、アプリがアクセスできる情報、アクセスできない情報を以前よりより細かく制御できるようになったとアピール。

デバイス連携においてもアップデートが行われており、Android 13を搭載したスマートフォンやタブレット同士でのクリップボードや各種データの共有も近日可能になるという。

▶海外ブロガーによる解説

その他オーディオ関連でもアップデートがあり詳しくは Android 公式サイトをチェック。

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