ポスト・マローンの北米ツアーに密着したドキュメンタリー映画がAmazon Freeveeで公開

Post Malone - Photo: Steve Jennings/WireImage

Amazonは、広告付き無料動画ストリーミング・サービス“Amazon Freevee(フィービー)”でポスト・マローン(Post Malone)の北米ツアーに密着した新たなドキュメンタリー映画『Post Malone: Runaway』を2022年8月12日に公開した。同映画の公式のあらすじは次の通り。

「2019年9月、彼の世代で最も影響力のあるアーティストの一人が、37日間にわたる北米ツアーへ乗り出した。新型コロナウイルスが世界を停止させる前に撮影された本作は、ここでしか見ることができない記憶に残るバックステージの風景、ライヴ・パフォーマンス、親密なインタビュー、ポスト・マローンの世界のカーテンを剥がし、視聴者をこの伝説的なツアーの核心へと連れて行く」

先月末、公開された本作の予告編映像の中で、ポスト・マローンは次のように語っている。

「時々、自分が本物の人間じゃないような気がするんだ。俺はおばかな子供みたいで、楽しむことが好きなんだけど、みんながまだ次の作品を…進化を聴きたいと思ってくれているのはすごいことだよ。俺はみんなのためにこの音楽を作っているけど、みんなも同じように気持ちを返してくれるんだ」

ドキュメンタリー映画『Post Malone: Runaway』の監督はヘクター・ドクリル、脚本・プロデュースはサム・ブリッジャーとケイシー・エンゲルハートが務め、Vice傘下のPulse Filmsが製作を手掛けている。監督のヘクター・ドクリルは、声明の中でこう述べている。

「ツアーに出る前から、ポスト・マローンの影響力については知っていました。しかし、実際に何のフィルターも通さず、彼の傍で一緒に時間を過ごしてみると、すぐに彼がこれまで世界が見たことのないような存在であることがわかりました。彼は多才で、自分の芸術に忠実で、真の “ロックスター”なんです。ポストのツアーに同行するのは、あらゆる感情が一度に襲ってくるような、強烈で、ワイルドな経験です。その一部を垣間見ることができる程度にファンの皆さんを引き込み、あとは想像に任せるというのが、私たちのビジョンです」

ポスト・マローンは、2021年にザ・ウィークエンドとのコラボ曲「One Right Now」、今年5月にロディ・リッチをフィーチャーした「Cooped Up」を先行リリースし、6月に4作目のスタジオ・アルバム『Twelve Carat Toothache』を発売。ポスト・マローンとロディ・リッチは同月、“Saturday Night Live”で新曲のコラボ・パフォーマンスを披露している。

Written By Will Schube

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