「蔵に残されていた写真ニュース」展

 太平洋戦争と戦時下の人々の暮らしを当時の通信社が伝えた貴重な写真ニュースが、今、奈良市の「奈良町にぎわいの家」で展示されています。

 相撲の力士が軍の訓練を受ける様子に、モンペ部隊を組む尼僧たち、さらに東條英機首相(当時)が陸軍の訓練を視察する姿が紹介されています。これらの写真ニュースは、1936年に発足した同盟通信社が「写真特報」として街角の掲示板などに貼り出していたものをパネルにして展示したものです。

「奈良町にぎわいの家」の関係者の親族が、保存していた貴重なもので、三重県内の蔵からまとまって見つかり、このうち34点が並べられています。真珠湾攻撃があった1941年ごろの戦況や、当時の人々の暮らしぶりが伝えられています。「奈良町にぎわいの家」では「今年で戦後77年となりますが世界では、今も戦争が起きています。多くの人に考えてもらうきっかけになれば。」と話しています。この催しは8月28日まで開かれています。

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