初盆の故人宅訪ね供養 竹渕盆踊り歴史に幕

編みがさをかぶり、太鼓や音頭に合わせて輪になって踊る踊り手ら

 新富町新田・竹渕地区に長年伝わる盆踊りの実施や継承を行ってきた「竹渕盆踊り保存会」(森川武幸会長)は13、14日、地区内の故人宅で初盆供養を行い、設立から30年余りの歴史に幕を下ろした。会員の高齢化に伴うもので、最後を見届けようと多くの見物人が訪れ、OB会員や地域住民らも踊り手として参加。故人をしのぶとともに同保存会解散を惜しんだ。

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