笠岡市立市民病院 一部診療を停止 20日まで、クラスター発生で

笠岡市立市民病院

 笠岡市立市民病院(同市笠岡)は16日、新型コロナウイルスのクラスター発生に伴い、産婦人科と皮膚科の外来診療を20日まで停止することを決めた。発熱外来も同日まで取りやめる。

 同病院によると、9~15日に職員19人の感染を確認。一部診療を停止することで、人員不足で入院患者らへの対応に支障が出るのを防ぐ。入院患者の受け入れは9日に停止済み。救急外来や他科は継続する。

 同病院は「迷惑をかけて申し訳ないが、理解をお願いしたい。今後も感染状況に応じて対応を検討していく」としている。

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