今後“会社に週5日行く"必要がなくなる!? NFTマーケットプレイス「tofuNFT」を立ち上げた沼崎悠COOが見据える未来とは?

笹川友里がパーソナリティをつとめるTOKYO FMの番組「DIGITAL VORN Future Pix」。この番組では、デジタルシーンのフロントランナーをゲストに迎え、私たちを待ち受ける未来の社会について話を伺っていきます。8月13日(土)の放送は、株式会社COINJINJA(コインジンジャ)Co-founder&COOの沼崎悠(ぬまざき・ゆう)さんをゲストに迎え、お届けしました。

(左から)笹川友里、沼崎悠さん

沼崎さんは、2011年にアジア圏での人材採用企業を起業。その後、フジサンケイグループ内で複数社の事業開発に携わり、2017年に株式会社COINJINJAを共同創業し、国内最大級のユーザー数を持つ仮想通貨アプリ・コイン相場を運営。2021年からマルチチェーン対応のNFTマーケットプレイス「tofu(トウフ)NFT」の運営をスタートしました。

◆NFT市場は“4年周期”で成長する!?

NFTマーケットプレイスとは、絵や動画、音楽、ゲームアイテムなど、さまざまなNFT(非代替性トークン)をユーザーが自由に売買できるプラットフォームのこと。

世界最大手のNFTマーケットプレイス「OpenSea(オープンシー)」は、Twitterなどのプロフィールの画像(アイコン)として使用するPFP(Profile-Picture)を一番多く扱っているのに対して、「tofuNFT」では商品の約9割がゲームアイテムで占めているのが大きな特徴。コアなファンも多く、取引高は毎月10~40億円ぐらいで推移していると言います。

NFT市場について、「仮想通貨(暗号資産)やブロックチェーン、Web3(ブロックチェーン技術によって構築される次世代の分散型インターネットの総称)の世界には周期があって、4年に1回“ドン!”と成長するんです」と沼崎さん。ちなみに、ここ2年ぐらいは成長期だったものの「今は少し落ち着いているタイミングで、その時期を過ぎるとまた盛り上がる時期がくる」と予見します。

◆NFTマーケットが「いきなりこんな規模になるとは」

2021年10月に「tofuNFT」を立ち上げ、実際にここで取引をしているユーザー数は月に6~7万人。これは、NFTマーケットプレイスとしては上から4~6番目ぐらいの規模ながら、「正直、NFTマーケット自体がこんなに大きくなるとは思っていなかった」と話します。

沼崎さんいわく、NFTマーケットが急激に大きくなったのは2つの要因があると分析します。1つは、ベトナムでローンチされたNFTゲーム「Axie Infinity(アクシー インフィニティ)」の大ヒット。これは、ゲームをプレイしながら仮想通貨を稼ぐことができ、いわゆる“Play to Earn(遊んで稼ぐ)”モデルが広まりまっていきました。

そしてもう1つは、PFP(プロフィールアイコン)の大ヒット。この2つをきっかけにNFTの取引量が増加し、毎月2,000~3,000億円が動くマーケットへと拡大しました。

また、現在PFPのブームはやや落ち着いてきており、「今はゲームに注目」とトレンドを分析。最近、「tofuNFT」では“Sing To Earn(歌って稼ぐweb3.0プロダクトコンセプト)”が一番売れているそう。このことに沼崎さんは、「3~4年前に東南アジアや中国でカラオケアプリがものすごく流行ったんですけど、その延長線上で、今度は“歌うことでお金が入ってくる”というのが流行りつつある。歌がうまければうまいほどたくさんの人が観てくれるので、イメージ的に『TikTok』(ショートムービープラットフォーム)に近いのかもしれない」と分析します。

◆NFT市場の拡大で、未来はどう変わる?

沼崎さんに、少し先の未来を尋ねると「(Sing To Earnのように)“歌うだけ”“Twitterに投稿するだけ”で仮想通貨がもらえる、という世界が必ずくる。また、インターネット上で行動することが収入になってくるので、会社に週5日行く必要がなくなる世界になる可能性もある」と話します。

そして、これからNFT市場で取り残されてしまわないためにも「無国籍でやることと、ブロックチェーン(情報を記録するデータベース技術)のトレンドをちゃんと追うこと。この2つが重要」と声を大にします。また、ここから4年間は急激に動きのあるタイミングではなく比較的落ち着いた状態が続くと予想。そのため、次に流れがくるときに向けて「じっくり(トレンドを)リサーチしながら、ゆっくり判断できる」と言います。

そして、「この領域(NFT)は必ず伸びる」と断言。その理由として、InstagramやTwitterなど海外の大手IT企業が既に参入しており、国内でもLINEやメルカリ、楽天などの有名企業が参入していることを挙げ、「普段みんながよく使っているアプリケーションにNFTやブロックチェーンが取り込まれていくので、ユーザー層がすごく増えると思う。その増えたユーザー層に対してぶつけるのは“わかりやすいもの”。なので、先ほど言った“歌う(Sing To Earn)”やSNSなどはハマりやすいので必ず伸びると思います」と予見していました。

*   *   *

8月6日(土)から夏の特集企画として、Web3に取り組む起業家、アーティスト、街づくりの実践者らに直接インタビューをする「Web3のフロントランナーに聞く」を開催。笹川友里とゲストの他に、経済コンテンツメディア「PIVOT」チーフ・グローバルエディターの竹下隆一郎が加わり、収録では聴き足りなかったこと、より深掘りしたかったことを追加で質問。そのトークの模様をPIVOTのアプリや公式YouTubeで配信しています。

次回8月20日(土)の放送は、アーティストの草野絵美さんをゲストに迎えてお届けします。NFTプロジェクト「新星ギャルバース」や草野さんが考えるNFTの可能性など、貴重な話が聴けるかも!? どうぞお楽しみに!


▶▶この日の放送内容を「radikoタイムフリー」でチェック!
聴取期限 2022年8月21日(日) AM 4:59 まで
スマートフォンは「radiko」アプリ(無料)が必要です。⇒詳しくはコチラ
※放送エリア外の方は、プレミアム会員の登録でご利用いただけます。


<番組概要>
番組名:DIGITAL VORN Future Pix
放送日時:毎週土曜 20:00~20:30
パーソナリティ:笹川友里
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/podcasts/futurepix/

© ジグノシステムジャパン株式会社