事務所の先輩の主演ドラマで好演した福山翔大

俳優の綾野剛が主演するTBS系「日曜劇場」枠の連続ドラマ「オールドルーキー」第7話が、8月14日に放送され、車いすテニス選手・吉木修二役で俳優の福山翔大がゲスト出演した。

綾野演じる、現役を引退したサッカー元日本代表の主人公・新町亮太郎が、さまざまな挫折を経て出会ったスポーツマネージメント会社「ビクトリー」でセカンドキャリアを歩むヒューマンドラマ。

第7話は、パリパラリンピック日本代表候補の吉木が、国際大会で勝つために世界を転戦したいため、スポンサーを探してほしいと「ビクトリー」にやって来て物語が展開。車いすテニス界のレジェンド・国枝慎吾が出演することも話題になった。

福山の演技に対してはネット上で、《もしかして本物の選手?って思うぐらい素晴らしい演技だった》、《『役者でなく本業の人なの?』と見間違えてしまうくらい……とにかく彼に拍手を送りたい》などと絶賛の声があがった。

福岡生まれの福山は幼少の頃に父親に連れられて映画を観にいき、ジャッキー・チェンやブルース・リーのファンになったのをきっかけに映画を好きになり、俳優を志すように。

同時に、同世代の俳優の活躍を目の当たりにして焦りを抱き、自らに「高校3年間で映画を1200本鑑賞できなかったら自分に役者の素質はないと判断してあきらめる」という課題を課し、映画への知見を深めた。

その後、映画のオーディションを受け芸能界入り。エキストラから出発し下積みを経て、2013年のテレビ東京「みんな!エスパーだよ!」で俳優デビュー。2017年には「おんな城主 直虎」の近藤武助役で大河ドラマに初出演しそのイケメンぶりが話題になっていた。

「綾野の所属事務所の後輩とあってチャンスをゲットしたが、見事に〝爪痕〟を残した。続々と映像作品に出演しているが、今回の好演で俳優としてステップアップを果たすことができそうだ」(芸能記者)

ちなみに、福山の特技は剣道と空手。テニスは1から学んだはずだ。

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