新型コロナウイルス感染症を巡り、県内で16日、20人の死亡と、10歳未満から100歳以上の男女8614人の感染が新たに確認された。県内の1日当たりの感染者数は4日連続で1万人を下回った。
茅ケ崎市保健所管内（同市、寒川町）で80代男性と90代の男女計3人が死亡した。3人は同じ高齢者施設の入居者で、クラスター（感染者集団）が発生したため検査を実施し陽性判明。いずれも当初は軽症だったが、容体が悪化し、それぞれ8、12、14日に死亡した。
湯河原町の90代男性は7日に陽性が判明。施設内で療養となったが、同日夜に亡くなった。大和市の90代女性はクラスターが発生した県厚木保健福祉事務所管内の高齢者福祉施設の入所者。5日に陽性が判明し、翌6日に亡くなった。厚木市の70代男性も、クラスターが発生した同福祉事務所管内の別の高齢者福祉施設の入所者。3日に陽性が判明し、5日に亡くなった。
このほか、県は新たに5037人が自主療養したと発表した。自主療養の累計は12万7310人になった。
