芸術文化交流館月影が1周年記念展 8月21日には出展作家たちが来山

▲展示会場の様子

 芸術文化交流館「月影」(美祢市美東町綾木)の開館1周年記念展「輝き 花と少女展」が8月28日(日)まで開催されている。    

 少女と花のコラボレーション作品を中心に、山陽小野田市在住の宮﨑優を始め、顧洛水、井上知美、高資婷ら、関西で活躍中の若手美人画作家の作品約30点が展示。憂いや悩みといった心の内面が女性の視点から描かれた作品(日本画、油彩画、アクリル画、水彩画など)が並ぶ。   

 8月21日(日)午後には、今回出展している作家のうち4人が来館し、作品について直接話を聞くこともできる。さらに、自家焙煎コーヒー豆専門店「NISHIDA COFFEE(ニシダコーヒー)」のキッチンカーが、正午から午後4時まで出店する。「銀座、名古屋、大阪など、それぞれが各地で個展をすることはあっても、地方で画家たちが一堂に集まるのは初めてでは。作り手同士や、観覧者と芸術家たちとの交流の場になれば」と館長の井上広之さん。    

 同館(TEL080-9794-8646)は、「地域貢献になれば」と井上真由美さん、広之さん夫妻によって2021年7月20日に古民家を改装して開館した “個人美術館” 。「現代作家コラボレーション」展も開催中で、山根秀信さん(山口市)、小田善郎さん(美祢市)、種田和宏さん(山陽小野田市)、山本哲生さん(宇部市)ら県西部在住の作家13人による写真、油彩画、色鉛筆画、陶芸などの作品が展示されている。    

 開館日は木曜から日曜および祝日で、開館時間は午前10時から午後5時まで。入館料(企画展・特別展開催時)は、大学生以上400円、小・中・高生および75歳以上は200円。

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