則本7勝目、連敗のトンネル抜ける 東北楽天2連勝

 東北楽天は接戦を制して2連勝。
 先発則本は一回に先制ソロを許したが、その後は粘り強くアウトを重ね、7回5安打1失点で7勝目を挙げた。九回を締めた松井裕が23セーブ目。打線は0-1の四回、太田の2点二塁打で逆転した。
 日本ハムの先発根本は打線の援護に恵まれず、八回途中2失点の好投も報われなかった。

(勝)則本16試合7勝7敗
(S)松井裕36試合1勝2敗23S
(敗)根本9試合2勝3敗
(本)近藤5号(1)(則本)

■初回被弾も調子上げる

 自己ワーストタイの5連敗中だった東北楽天の先発、則本がトンネルを抜けた。7回1失点で投手戦を制し、約1カ月半ぶりの白星となる7勝目をマーク。「迷惑をかけっぱなしなのでチームが勝てるような投球をしたい」とのゲーム前の意気込みを形にし、「ほっとしている」と息をついた。
 一回に近藤の先制ソロで出ばなをくじかれたが、調子は尻上がりだった。直球の精度は徐々に高まり、変化球も多めに配して的を絞らせない。二~五回に許した安打は1本だけ。六回2死二塁では古川裕を150キロの低め直球で空振り三振に切り、雄たけびを上げた。
 前回登板した9日のオリックス戦は5回4失点ながら、投球フォームのバランスの改善に手応えをつかんだ。「負けた試合の中にも収穫がある。そこを少しずつ増やせば勝ちにつながる」。結果が出ない中でも自分と向き合い続け、久々の1勝を手にした。
 力投の則本を援護したのは捕手太田だ。四回2死二、三塁で内角に食い込むスライダーを詰まりながらも左翼線へ運び、逆転の2点二塁打とした。二回2死二塁の好機では右飛に倒れていただけに「しっかりランナーをかえせて良かった」と笑顔。7月13日の日本ハム戦以来となる約1カ月ぶりの安打が決勝打となった。バッテリーの活躍で、チームのカード初戦の連敗は6で止まった。

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