【韓国】LG化学と米穀物企業、バイオプラ生産へ[化学]

韓国化学大手のLG化学は16日、米穀物メジャーのアーチャー・ダニエルズ・ミッドランド(ADM)と植物由来で生分解性があるプラスチックの一種「ポリ乳酸(PLA)」の合弁生産工場設立に向けた本契約を締結したと発表した。

PLAを生産する合弁法人「LG化学イリノイバイオケム」は、米イリノイ州に年産7万5,000トン規模の工場を新設する。2023年に着工して25年の完工を目指す。

ポリ乳酸の原料となる乳酸工場は別の合弁法人「グリーンワイズ・ラクティク」が運営する。ADMの発酵技術を活用して、トウモロコシ由来の高純度乳酸を年産15万トン規模で生産する。

PLAは微生物により数カ月内に自然分解される生分解性プラスチックで、食品容器やストローなどに使用される。また、生産過程で発生する温室効果ガスは従来のプラスチックの4分の1程度と、持続可能な環境素材として注目されている。

LG化学は環境配慮型の素材生産により、急速に変化する市場に対応していく構えだ。これを通じて、気候変動や廃プラスチックなど環境問題の解決にも寄与したい考え。

© 株式会社NNA