サツマイモ基腐病深刻 本県など27都道県被害拡大

 基腐病に感染したサツマイモ(中央、鹿児島県提供)

 サツマイモの立ち枯れや腐敗を引き起こす「基腐(もとぐされ)病」の被害が深刻だ。カビ(糸状菌)によって引き起こされ、日本では2018年に沖縄県で初めて確認されて以降、本県を含む27都道県に拡大。加工品の生産にも影響が出ている。収穫量を大きく減らした鹿児島県では、菌を畑に持ち込ませないなどの地道な水際対策が進む。

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