「次は日本一」川棚高女子ホッケー部 インターハイ3位を町長に報告

インターハイ3位を報告し国体に向け健闘を誓った川棚高女子ホッケー部のメンバーら=川棚町役場

 徳島県で開かれた全国高校ホッケー選手権大会(インターハイ、7月30日~8月3日)で長崎県勢過去最高の3位となった県立川棚高の女子ホッケー部が8日、東彼川棚町役場を訪れ山口文夫町長に結果を報告した。
 川棚は持ち前の粘り強さを発揮し2回戦の天理(奈良)、準々決勝の巨摩(山梨)に逆転勝ち。準決勝は強豪の丹生(福井)に0-3で敗れたが、目標としていたベスト8を突破した。
 役場には選手14人のほか畑野公昭校長、保護者らが訪問。山内愛子主将(17)は「地域の方々などたくさんの支えがあっての勝利。試合で先制点を取られたが、全員で諦めず最後まで走ることができた」と振り返った。同部は栃木国体への出場をかけ、27日から熊本県で開かれる九州ブロック大会に出場する。山内主将は「次は日本一を目指す。引き続き応援をお願いします」と述べた。
 県ホッケー協会長でもある山口町長は「素晴らしい快進撃。国体へ向けてしっかりと戦い優秀な成績を」と激励した。


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