ヘリ墜落事故 17日調査は雨の影響で約1時間で中止 広島・神石高原町

15日、広島県神石高原町の山中にヘリコプターが墜落し操縦士の男性(66)が死亡した事故。17日の調査は約1時間で中止されました。

寺田琢哉記者

「雨の影響で増水したこちらの川の上流で墜落したヘリがあるということです。」

15日、愛媛県を離陸したヘリコプターが神石高原町の仙養ダムの近くで墜落し操縦士の土田勲さん(66)が死亡しました。

死因は「外傷性ショック」と発表されました。

17日朝も、国の運輸安全委員会の調査官が入りましたが、調査は約1時間で中止され、18日再開される予定です。

17日現場を確認した町の職員によると、墜落した機体は雨で増水した川に浸かっていて周囲は燃料のような臭いがしていたということです。

調査は18日再開されますが、ヘリコプターにはフライトレコーダーが搭載されておらず、詳細な調査のためには機体を動かす必要があり移動には2カ月ほどかかる見込みです。

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